宗教団体真メグデスの「聖書」制作中
こんにちは、メグデス事務局です。いつかやらねばと皆で思いつつ、ずっと流れていた「聖書」を現在制作中です。昨日、ミッキーさんからラフが上がってきて、これで良いのかどうかを審議・検討中です。
▼ 「世界の起源」
▼ 「繋がれた3人の娘」
■■ メグデスは新興宗教団体
宗教団体真メグデスは、バンド活動から派生した宗教団体です。セックスを取り扱うセクシャルな団体なので「怪しい団体」ではなく「妖しい団体」になるのが理想なんですけどね。メグデスにおいて「色気・セックス」は物凄く重要な要素です。でも、信者同士でセックスするわけではないです。してもいいですけど、特に推奨はしていません。何をどう伝えればいいかわわかりませんけど。そうなんですよね、「何をどう伝えればいいかわわかない」だと宗教として失格なわけです。この問題を修正しなくてはいけません。
メグデスは「新興宗教団体」になります。創価学会、幸福の科学、オウム真理教だとかの並びです。もっと言えば、日本という国も天皇を母体とした宗教国家です。天皇は信者の税金で皇居で生活してますからね。歴代の総理大臣もほぼみんな、天皇の親族です。それらと比較するとメグデスはまだまだ全然小さいですけど。どうしたら大きくなるんですかね?
ビジネスだと「オレはこうやって金をもうけてビッグになったぜ!」と、苦労話も含めてあれこれ誠実に色々と教えてくださる方がたくさんいるんですけど。宗教の「成功話」というのは、あまり誰も話しません。天皇が「オレはこうして皇居を手に入れた ~ 天皇になるための100の教え」みたいな本を書いたりしないですよね。みんな嘘やテキトーなことしか話さないんですよ。というか、見た瞬間、聴いた瞬間に「なんだそりゃ?」というものがほとんどです。よくこんなのを信じて入会するなと思います。でも、少なくとも、メグデスよりは信用できるから、皆さん、他の宗教に入会されるんですよね。まあ、アニメやゲームやアイドルでも「なんだこりゃ?」みたいなものに人は入り込んだりするので、そういうものなのかもしれませんが。
「完全教祖マニュアル」という本もあるんです。でも、もう見た感じから「安っぽい」でしょう。全く美しくないですし。こんなことやってなんになるんですか?宗教をバカにしてるんですか?私はサブカル文化が本当に、この世から抹殺したいぐらい嫌いなんです。大槻ケンヂとか、みうらじゅんだとか、電気グルーヴだとか、あのへんの大人ですね。人間として全く信用できない。
■■ 近年の宗教でもっとも美しいのは「初音ミク」
私自身が、近年の宗教でもっともクオリティが高いと評価するのは「初音ミク」です。「初音ミクは天使」という軸があります。それが音楽・寓話・フィギュアなどの芸術を通じて一般に広まっていく。布教の流れが、非常に自然なんですよね。「美・芸術」を重んじているところも素晴らしい。
ただし、我々メグデスは、ニコニコ動画の「初音ミク信者」に対して、強い敵意・殺意があります。「初音ミク」の信者は、誰一人救われず、不幸になると思います。言ってることや、やってることがめちゃくちゃですから。しかし、宗教としてのクオリティに関して「初音ミク」は高く評価しています。
■■ 我々には「神メグデス」の姿が見えている ~ キリスト教やイスラム教などに負けない宗教づくり
メグデスには、間違いなく「信じている神」があるんです。キリストでもない、仏陀でもない、「これはメグデスだ」としか呼べない「神」の姿が、我々には見えてるんです。凄くぼんやりとですけど、でも、それが我々にとって無視できないぐらい大きな存在なのです。メグデスを信じたら、もうキリストや仏陀を信じられないんです。もう、我々の神はメグデスしかいない。この神メグデスを奉り、いわばメグデス教をですね、キリスト教やイスラム教だとか、そういった世界最高峰の宗教に負けないぐらい立派なものに育てることが、メグデス信者幹部の仕事です。
まあ、宗教はあくまで宗教ですし、信者数や営業利益で勝つことが目的ではないですけど。でも、メグデスも「宗教団体」を名乗った以上、宗教団体として、他の宗教団体にクオリティの面で負けるわけにはいきません。ゆっくりとでも、確実に試行錯誤を進め、形を整えていきたいと思っています。でも、いきなり凄いものを作ることはできませんので、カスメ2の画面のキャプチャーを使ったりですね、手抜けるところは手抜いて、やれることからやっていこうと思います。
■■ メグデスは「美と破壊」の神
ブログにも何度も書いていますが、神メグデスは「美と破壊」を司る芸術の神です。「美しくありたい、そのために破壊したい」と考えたいときに祈る対象が「メグデス」です。「創造」は含まれてません。我々は「美しくありたい、破壊したい」と強く願うことは多々あるのですが、「新しいものを作りたい」と願うことはないんですね。古いものでも美しければオッケーなのです。メグデスはメタルやジャズや演歌や、あらゆる音楽を演奏しますが、「他にはない、全く新しい音楽を創造したい」と願ったことはありません。それはまた、別の神の仕事なんだと思います。
■■ メグデスは「ギリシア・ローマ神話」の系譜に位置づけられる神
神メグデスは、ギリシア・ローマ神話の系譜に位置づけられる神です。すでに位置づけられているわけではなく、これから我々が「位置づけたいな」と狙っているということです。キリストや仏陀というのは、ちょっと風呂敷を広げ過ぎていて、バカバカしい。キリストや仏陀というのは「人類全体を救う神」なんです。でも「救う」って、あまりに抽象的過ぎませんか?「救ってくれ、救ってくれ、とにかくオレを救ってくれ」と願うのも間抜けですし。
一方、ギリシア・ローマ神話の神というのは、分業制が進んでいて、私から見て物凄く「合理的」です。例えば「キューピッド(エロス)」は「愛の神」で、恋愛成就を助けてくれます。例えば、あなたに誰か好きな人ができたとします。勇気を持って告白したいと思うでしょう。そのとき、キリストや仏陀は何をしてくれるんですか?どう救ってくれるんですか?全くイメージがわかないんです。イメージがわかないというのは、もう、その時点で神として失格。イメージがわかなければ、信じようがないじゃないですか。
一方、キュービッドはどうでしょう。見てください、このキューピッドの美しい姿を!誰かに告白しようとしたときに「頑張って」と優しく応援してくれそうな気がしませんか?あるいはセックスのとき、相手の男性のペニスをちょっと手で触って勃起させてくれそうな気がしませんか?間違いなく、キューピッドは人を救ってくれます。断言します。
我々「宗教団体真メグデス」が描く「神の世界」は、分業制が進んだギリシア・ローマ神話系のものなんです。「美しくありたい・破壊したい」と願う際に、その手助けをしてくれる存在。それが「神メグデス」です。その神の「姿・言葉・教え」が我々には、ぼんやり見えているんです。これを具現化して、地上に住む皆さんにお伝えしたい。政治だとかビジネスだとかカルトだとかサブカルは、我々と全く関係ないんです。もちろん、政治にもビジネスにも「美と破壊」の要素はありますから、神メグデスの範疇内の事件であれば、神メグデスは動きます。例えば「表現の自由」の法律云々の問題だとかです。
■■ 「美と破壊」を司る神メグデスを奉るのに、もっとも適切なメディア手法は何か?
メグデスは「美と破壊」の神。であるならば、この神の「言葉・教え」を伝えたり、信じてもらうためには、何をすればよいのか?メグデスにも「教義」はあるんです。司祭兼広報部長のミッキーさんは、SNSで日夜色々な人に言葉で説教してます。これはメグデスの「言葉・教え」をダイレクトに言葉で相手に伝えているわけです。でも、それは「美しくない」ような気もするんですよね。また「ハウツー本」も、我々が求めているものとは違う。「メグデスの教え 上巻 美しくなるための100の方法」「メグデスの教え 下巻 破壊するための100の方法」この上下巻2冊を1000円で売ったり、あるいは無料で配布したところで、何か伝わりますかね。いや、伝わるんでしょうけど、その「伝わる」は、議論上の「伝わる」であって、宗教的な感動という意味での「伝わる」ではありません。先ほどの画像の「愛の神キューピッド」は「愛」について何も語っていません。しかし、見た瞬間に、なにか励まされたり、エッチな気分になったり、「ああ、愛ってこうだよな、こうに違いない」と教えられる「気がする、感じる」のです。ミッキーさんの直接的な言葉は正確無比ですけど「気がする、感じる」という次元には届いていません。そう、宗教において大切なのはフィーリング。神メグデスは美と破壊の神ですから、メグデスを奉った作品を観たときに「美ってこうだよな、破壊ってこうだよな」というフィーリングを与えなくてはいけない。ただし、仮に音楽団体メグデスであれば「フィーリングを与える」だけで良いのですけど、宗教団体真メグデスの場合は、「その気にさせる、勘違いさせる」ではダメで、より正確に情報を伝えなくてはいけません。カンフー映画やプロレスを観て「自分が強くなった気がする」のはただの勘違いです。その気になった状態で強い相手と戦ったら死んでしまいますよね。カンフー映画やプロレスはエンターテイメントですから、それでも良いですけど。宗教団体真メグデスは宗教ですから、教えを守る方が実際に美しくなったり、破壊できなくてはいけない。実際に、救われなくてはいけない。神メグデスが実際に「人々を救う存在」になるために用意しなくていけないものは何かと考えると、これが難しい。ひとつじゃダメで、色々なものを用意しなくてはいけない。その中で、特に重要度が高いものが「聖書・物語」だと考えています。重要だと考えているからこそ、なかなか制作に踏み切れませんでした。
■■ 「聖書・物語」は宗教の骨格 ~ エンターテイメントではない「物語」
宗教を眺めていると、まず「物語」があって、その解釈から「絵」「演劇」や「教義」が生まれているんですよね。でも、その「物語」は「売れる」ことを目的とした物語ではありません。勿論、ギリシア神話も旧約聖書も新約聖書も、エンターテイメントとしても非常に「面白い」物語ではあるんですけど、必ずしも「読者を喜ばせる」ことを目的とはしていない。右の頬を殴られたら左の頬を差し出す主人公の物語が、100万部売れるかどうかはわからない。そういう主人公も面白いですけどね。でも、売れるかどうかはわからない。でも、売れても売れなくても、キリスト教の方針としては、「そういう考え方が大切だよ」ということを伝えたいから、そうしているわけですよね。ギリシア神話だと、もっとエンタメに寄せているような気もします。しかし、ギリシア神話はヨーロッパ人の「精神的支柱」になっていますので、やはり「教義」がしっかりと盛り込まれているのだと思います。特に研究しているわけではないので、よくわからないんですけどね。いずれにせよ、宗教に必要なのは「教義を内包した物語=聖書」であり、これを土台として絵画等の芸術で宣伝するのが、宗教布教の伝統的なやり方であると考えます。メグデスもこれに倣うつもりです。
■■ これまでのメグデスは「聖書・骨格」がなかった
今までのメグデスは「聖書・骨格」がなかったので、一生懸命宣伝しても、ただ一品ずつ、モノを売ってるだけになってしまっていた。聖書の制作によって、この状況を少しずつ改善したいですね。
【まとめ】
1.神メグデスはギリシア・ローマ神話にならった、世界の分業制度上の神であり、「美と破壊」を司る。
2.神メグデスは、神メグデスを敬う人間があらゆる面で美しくなることと、あらゆる面で破壊することを手助けする。
3.宗教団体真メグデスは「美と破壊」を願う人々が、神メグデスの存在を「直観で感じる」ことができるよう、布教に努めねばならない。
4.布教のためには、神メグデスの教義が含まれた物語を制作し、それを土台とした上で、様々な芸術作品が造られねばならない。
うーん、しかし、こうやって整理していて気づいたんですけど、神メグデスが存在するかしないか以前に、そもそも世間一般の人々に「美と破壊」のニーズがあるのかどうかが不明ですね。単に「美しくなりたい」、「破壊したい」という人はたくさんいると思うんですけど、この二つが同居する人がいるのか。うーん、しかし、いるいないに関わらず、「美と破壊」はセットでなくてはいけないんですよね。
「全ての美は破壊されることを前提とし、破壊される場合には次なる美が約束されていなくてはならない」(神メグデス)
神メグデスは、そうおっしゃったのです。そういったことを、宗教団体真メグデスは伝えていかねばならないわけです。
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以上です