オレは碇ゲンドウだ/『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』とはなんなのか
- メグデス事務局
- 1月31日
- 読了時間: 8分
『女神便器エヴァゲリオン』は、言わずもがな、エヴァンゲリオンにインスパイアされて制作した、メグデスの一連の商品シリーズである。
楽曲1曲と、数本の動画がある。
AIイラストを活用して制作した、『AI紙芝居』は、DLsiteでも販売している。
今回リリースした『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル スピンアウト』は、DLsiteで販売している商品の、番外編だ。
◇ ◆ 『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』とはなんなのか。
エヴァンゲリオンには、色んな思い出がある。
そこから、メグデスの一連のシリーズ『サードバイブル』は誕生した。
そもそも、オレはヲタではない。
アニメは一本も観ない。
家には、漫画が一冊もない。
ただ、中学校~高校の頃は、角川スニーカー文庫や、角川のメディアミックスにどっぷりつかっていた。
これが、結構、大きな財産になっている。
『エヴァンゲリオン』については、大学時代のサークルの先輩が「これ面白いから観ろ」と言われて観た。
この先輩は、非常に面倒見が良い方で、オレがかじりつきで見ていると、「オレがカレーを作ってやる」といって、晩御飯まで準備してくれた。
延々と観ていたが、それでも観きれずに、余った数本のビデオを持ち帰って観た。
エヴァンゲリオンを観たのは、それ一回だ。
これが、もう、ずーっと、頭にこびりついている。
ずっとというのは、約30年である。
30年、ずーっと頭にこびりついていて、それを、自分たちのサークルの作品にした。
それが『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』だ。
◇ ◆ オタクの先輩
なぜ、オレのアタマに『エヴァンゲリオン』が、これほどまでに頭にこびりついているか。
それは、オレにエヴァンゲリオンを紹介してくれた『先輩』との関係からだ。
今と昔は状況が違って、当時の『オタク』は、非常に、仲間意識が強くて、面倒見が良い人が多かった。
ネットが普及していない当時、アニメや漫画の楽しさを、世間に『布教』するのも、「リアルなオタク」のひとつの楽しみだった。
ところが、その瞬間は、社会が「ヲタ化」する一歩手前で、「オタク」に対する世間的な風当たりが強かった。
当時のファッションは、『チーマー、コギャル」といった、ギャング集団で、ヒップホップが注目されていた。
オレは、田舎の岐阜から東京に出てきた『アニメとマンガしか知らない少年』だった。
この時点では、オレが望む、望まないに限らず、性質として『ヲタ』だった。
しかし、オレは、東京に出てきたのをきっかけに、『オタクから脱却』を目指していた。
オレに「エヴァンゲリオン」を紹介してくれた、『オタクの先輩』は、メタラーのアニメ好きで、オレとバックグラウンドがぴったり合っていた。
ところが、当時のオレは、メタルからも、アニメからも『脱却』しようとしていたので、スレ違いが起きてしまった。
細かい機微な話は記憶から消えてしまったが、そのサークルの先輩に、非常に良くしてもらったのに、オレはその先輩と、打ち解けて話をしなかったという『後悔』があるのだ。
大学時代は、色々なことを経験する。ケンカやいざこざ、恋愛や失恋。
そのひとつひとつが、大きな財産だ。
しかし、『エヴァンゲリオン』を紹介してくれた、親切な先輩とは、きちんと話ができなかった。
オレは、いつも、自分の作業に熱中して、また、潔癖主義なので、すぐに他人と距離をとってしまう癖がある。いつも、一人でいることを選んでしまう。
その先輩とも、距離を置いてしまった。
卒業してから、それが、凄く「勿体ないことをした」と感じる。
社会に出ると、「アニメを紹介してくれて、カレーまで振舞ってくれるような、そんな親切な人、なかなかいない」ことを、痛感するのだ。
エヴァンゲリオンは未完の物語だ。
その未完成さと、親切な先輩に対して、きちんと話をしなかったことの後悔が重なって、『未完成の青春物語』として、オレの心の中に、ズシンと漬物石のように居座っているのだ。
◇ ◆ オレは、結局、ヲタになったのか?
もともと、オレが東京に来たのは、「プロのギタリストになる」という目標のためだ。
その夢はかなわず。
しかし、こうして、同人サークルで、ボカロで作曲し、ギターを弾いている。
大学当時は「メタルから脱却」するつもりだったが、今でも、オレが弾いているギターはフライングVだ。
早弾きはやらなくなったが、オレのギターソロは、やはり、マイケル・シェンカーの直系のサウンドだろう。
カスメやコイカツで、エロ動画も作っている。
アトリエかぐやで、エロゲのライターもやった。
オレは、結局、ヲタになったということだろうか?
大学当時、完結させられなかった物語を、オレは完成させようとしているのかもしれない。
庵野のエヴァンゲリオンが完結しなかったのは、オレにとっては、好都合だった。
オレにとっては、エヴァンゲリオンは、ずっと未完のままでいてほしい。
そして、オレは、オレの手で、物語を完結させた。
それが『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』だ。
◇ ◆ オレは、碇ゲンドウなのかもしれない
ウチの同人サークルは『宗教団体真メグデス』という。
『宗教団体』を名乗っているが、これは面白半分ではない。
ウチのサークルは、土台に、キリスト教、社会主義、日本国憲法など、さまざまな思想が含まれている。
「エンタメで稼ぎたい、有名になりたい」というよりも、「思想強め」のサークルなのだ。
安倍晋三が、小学生に『万歳』をさせていたのは、オレにとっては、本当に衝撃的だった。
憲法九条を廃止して、子供を戦争に活かせようという、自民党支持者の考え方が、オレには、到底受け入れられなかった。
また、ネット上でも、執拗なストーキングにあった。
3年間に渡って、執拗にストーキングされた。
許せないと思った。本人の特定までやった。
世間には、色々な考え方がある。色々な考え方と折り合いをつけなくてはいけない。
しかし、相手は、こちらに強烈な強制力や暴力を振るってくる。
徹底的に、こちらを侮辱してくる。
社会というのは、そういうものだと、オレは理解している。
だからこそ、オレの中には『強烈な殺意』がつねにある。
オレはこの殺意と向き合い、抑えこまなくてはいけなかった。
笑い話ではない。
殺意をなんとかして抑え込むために、救いを『自前の宗教』に求めた。
キリスト教、統一教会、創価学会なり、世間には立派な宗教がたくさんある。
しかし、オレは、どんな組織も信じたくなかった。
信じられなかった。
どんな宗教も、オレとは考え方が異なる。
どんな宗教も、皆「平和を愛せ、暴力を振るうな、黙って主に金を納めろ」という。
ふざけるな。
そもそも、「日本の選挙で選ばれた、立派な総理大臣」に殺意を抱くオレを受け入れてくれる団体など、どこにもないだろう。
しかしオレは、日本の選挙もデタラメだと思っている。
そう、オレはキチガイだ。
誰もオレを受け入れてくれないならば、オレは、自分で自分の宗教を創出するしかなかった。
日本国憲法では、信仰も、宗教も、思想も自由だ。
オレは日本国憲法の庇護下の元、『メグデス = メガデス(100万人の死)』を意味する『神』を、自分で創出して、自分で奉ったという経緯がある。
メグデスは『芸術の神』である。美しいものを尊ぶ。
オレから見て、自民党や自民党の支持者は醜い。日本人ではないと思っている。
なぜ、日本国憲法を、全く無視するのか、法律を捻じ曲げるのか、わからない。
絶対に日本人ではない。許せない。
国家に不満を持つオレは、テロリストなのかもしれない。
しかし、反社会的な存在になりたいわけでもない。
だからこそ、『日本国憲法』をウチのサークルの『教義』としている。
それでも、彼らが、憲法や法律を捻じ曲げて、オレを攻撃してくるならば、そのときは、オレも、憲法や法律を捻じ曲げて戦うしかないのかもしれない。
負けるかもしれない。しかし、やれるだけやってやろう。
多数決でなにがどうなろうと、日本国憲法に書かれていること以外には、従わない。
従うつもりはない。
自民党を支持する人々は、オレのことを「パヨだ、低知能だ、危険分子だ、障碍者だ」とバカにするだろう。
それは事実かもしれない。
しかし、日本国憲法の何をどう読み解いても、犯罪者は自民党と、自民党支持者だ。
オレには、そう見える。
「黙って従え」と言われても、答えはノーだ。
オレを侮辱し、オレを痛めつけた、オマエ達を絶対に許さない。
オレには、きわめて強い思想・信念がある。
オマエらが統一教会や、創価学会を信じる以上の熱意と信仰を持って、オレはオレ自身が創出した『メグデス』という神を信じる。
そう、オレの行動は、碇ゲンドウと重なるものを感じる。
彼もまた、自らの信念を貫くために独自の組織を築いた。
彼は、人類全体が許せなかったのかもしれない。
オレは、人類のことは愛していると思っている。
しかし、オレは、自民党、自民党支持者、それに付随する人間が、絶対に許せない。
彼らも、オレを許せないのだろう。
お互い様だ。
オマエらは醜い。最悪だ。
メグデスというサークルは、ゲンドウにとってのネルフのようなモノだと思う。
そして、カスメやコイカツで作成した「アバター」は、綾波レイなのだろう。
以上
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女神便器エヴァゲリ○ン~サード・バイブル【ミサト、リツコ】
【商品紹介ページ】

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