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オレは碇ゲンドウだ/『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』とはなんなのか

『女神便器エヴァゲリオン』は、言わずもがな、エヴァンゲリオンにインスパイアされて制作した、メグデスの一連の商品シリーズである。


楽曲1曲と、数本の動画がある。

AIイラストを活用して制作した、『AI紙芝居』は、DLsiteでも販売している。


今回リリースした『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル スピンアウト』は、DLsiteで販売している商品の、番外編だ。



◇ ◆ 『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』とはなんなのか。


エヴァンゲリオンには、色んな思い出がある。

そこから、メグデスの一連のシリーズ『サードバイブル』は誕生した。


そもそも、オレはヲタではない。

アニメは一本も観ない。

家には、漫画が一冊もない。


ただ、中学校~高校の頃は、角川スニーカー文庫や、角川のメディアミックスにどっぷりつかっていた。

これが、結構、大きな財産になっている。


『エヴァンゲリオン』については、大学時代のサークルの先輩が「これ面白いから観ろ」と言われて観た。

この先輩は、非常に面倒見が良い方で、オレがかじりつきで見ていると、「オレがカレーを作ってやる」といって、晩御飯まで準備してくれた。


延々と観ていたが、それでも観きれずに、余った数本のビデオを持ち帰って観た。

エヴァンゲリオンを観たのは、それ一回だ。


これが、もう、ずーっと、頭にこびりついている。


ずっとというのは、約30年である。

30年、ずーっと頭にこびりついていて、それを、自分たちのサークルの作品にした。


それが『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』だ。



◇ ◆ オタクの先輩


なぜ、オレのアタマに『エヴァンゲリオン』が、これほどまでに頭にこびりついているか。


それは、オレにエヴァンゲリオンを紹介してくれた『先輩』との関係からだ。


今と昔は状況が違って、当時の『オタク』は、非常に、仲間意識が強くて、面倒見が良い人が多かった。

ネットが普及していない当時、アニメや漫画の楽しさを、世間に『布教』するのも、「リアルなオタク」のひとつの楽しみだった。


ところが、その瞬間は、社会が「ヲタ化」する一歩手前で、「オタク」に対する世間的な風当たりが強かった。

当時のファッションは、『チーマー、コギャル」といった、ギャング集団で、ヒップホップが注目されていた。


オレは、田舎の岐阜から東京に出てきた『アニメとマンガしか知らない少年』だった。

この時点では、オレが望む、望まないに限らず、性質として『ヲタ』だった。


しかし、オレは、東京に出てきたのをきっかけに、『オタクから脱却』を目指していた。


オレに「エヴァンゲリオン」を紹介してくれた、『オタクの先輩』は、メタラーのアニメ好きで、オレとバックグラウンドがぴったり合っていた。


ところが、当時のオレは、メタルからも、アニメからも『脱却』しようとしていたので、スレ違いが起きてしまった。


細かい機微な話は記憶から消えてしまったが、そのサークルの先輩に、非常に良くしてもらったのに、オレはその先輩と、打ち解けて話をしなかったという『後悔』があるのだ。


大学時代は、色々なことを経験する。ケンカやいざこざ、恋愛や失恋。

そのひとつひとつが、大きな財産だ。


しかし、『エヴァンゲリオン』を紹介してくれた、親切な先輩とは、きちんと話ができなかった。


オレは、いつも、自分の作業に熱中して、また、潔癖主義なので、すぐに他人と距離をとってしまう癖がある。いつも、一人でいることを選んでしまう。

その先輩とも、距離を置いてしまった。


卒業してから、それが、凄く「勿体ないことをした」と感じる。

社会に出ると、「アニメを紹介してくれて、カレーまで振舞ってくれるような、そんな親切な人、なかなかいない」ことを、痛感するのだ。



エヴァンゲリオンは未完の物語だ。

その未完成さと、親切な先輩に対して、きちんと話をしなかったことの後悔が重なって、『未完成の青春物語』として、オレの心の中に、ズシンと漬物石のように居座っているのだ。



◇ ◆ オレは、結局、ヲタになったのか?


もともと、オレが東京に来たのは、「プロのギタリストになる」という目標のためだ。

その夢はかなわず。


しかし、こうして、同人サークルで、ボカロで作曲し、ギターを弾いている。

大学当時は「メタルから脱却」するつもりだったが、今でも、オレが弾いているギターはフライングVだ。

早弾きはやらなくなったが、オレのギターソロは、やはり、マイケル・シェンカーの直系のサウンドだろう。


カスメやコイカツで、エロ動画も作っている。

アトリエかぐやで、エロゲのライターもやった。


オレは、結局、ヲタになったということだろうか?


大学当時、完結させられなかった物語を、オレは完成させようとしているのかもしれない。


庵野のエヴァンゲリオンが完結しなかったのは、オレにとっては、好都合だった。

オレにとっては、エヴァンゲリオンは、ずっと未完のままでいてほしい。


そして、オレは、オレの手で、物語を完結させた。

それが『女神便器エヴァゲリオン~サードバイブル』だ。



◇ ◆ オレは、碇ゲンドウなのかもしれない


ウチの同人サークルは『宗教団体真メグデス』という。

『宗教団体』を名乗っているが、これは面白半分ではない。

ウチのサークルは、土台に、キリスト教、社会主義、日本国憲法など、さまざまな思想が含まれている。


「エンタメで稼ぎたい、有名になりたい」というよりも、「思想強め」のサークルなのだ。


安倍晋三が、小学生に『万歳』をさせていたのは、オレにとっては、本当に衝撃的だった。

憲法九条を廃止して、子供を戦争に活かせようという、自民党支持者の考え方が、オレには、到底受け入れられなかった。


また、ネット上でも、執拗なストーキングにあった。

3年間に渡って、執拗にストーキングされた。

許せないと思った。本人の特定までやった。


世間には、色々な考え方がある。色々な考え方と折り合いをつけなくてはいけない。

しかし、相手は、こちらに強烈な強制力や暴力を振るってくる。

徹底的に、こちらを侮辱してくる。


社会というのは、そういうものだと、オレは理解している。

だからこそ、オレの中には『強烈な殺意』がつねにある。


オレはこの殺意と向き合い、抑えこまなくてはいけなかった。

笑い話ではない。

殺意をなんとかして抑え込むために、救いを『自前の宗教』に求めた。


キリスト教、統一教会、創価学会なり、世間には立派な宗教がたくさんある。

しかし、オレは、どんな組織も信じたくなかった。

信じられなかった。

どんな宗教も、オレとは考え方が異なる。


どんな宗教も、皆「平和を愛せ、暴力を振るうな、黙って主に金を納めろ」という。

ふざけるな。


そもそも、「日本の選挙で選ばれた、立派な総理大臣」に殺意を抱くオレを受け入れてくれる団体など、どこにもないだろう。

しかしオレは、日本の選挙もデタラメだと思っている。


そう、オレはキチガイだ。


誰もオレを受け入れてくれないならば、オレは、自分で自分の宗教を創出するしかなかった。

日本国憲法では、信仰も、宗教も、思想も自由だ。


オレは日本国憲法の庇護下の元、『メグデス = メガデス(100万人の死)』を意味する『神』を、自分で創出して、自分で奉ったという経緯がある。


メグデスは『芸術の神』である。美しいものを尊ぶ。

オレから見て、自民党や自民党の支持者は醜い。日本人ではないと思っている。

なぜ、日本国憲法を、全く無視するのか、法律を捻じ曲げるのか、わからない。

絶対に日本人ではない。許せない。


国家に不満を持つオレは、テロリストなのかもしれない。

しかし、反社会的な存在になりたいわけでもない。

だからこそ、『日本国憲法』をウチのサークルの『教義』としている。

それでも、彼らが、憲法や法律を捻じ曲げて、オレを攻撃してくるならば、そのときは、オレも、憲法や法律を捻じ曲げて戦うしかないのかもしれない。

負けるかもしれない。しかし、やれるだけやってやろう。


多数決でなにがどうなろうと、日本国憲法に書かれていること以外には、従わない。

従うつもりはない。


自民党を支持する人々は、オレのことを「パヨだ、低知能だ、危険分子だ、障碍者だ」とバカにするだろう。

それは事実かもしれない。


しかし、日本国憲法の何をどう読み解いても、犯罪者は自民党と、自民党支持者だ。

オレには、そう見える。


「黙って従え」と言われても、答えはノーだ。


オレを侮辱し、オレを痛めつけた、オマエ達を絶対に許さない。

オレには、きわめて強い思想・信念がある。

オマエらが統一教会や、創価学会を信じる以上の熱意と信仰を持って、オレはオレ自身が創出した『メグデス』という神を信じる。


そう、オレの行動は、碇ゲンドウと重なるものを感じる。

彼もまた、自らの信念を貫くために独自の組織を築いた。


彼は、人類全体が許せなかったのかもしれない。

オレは、人類のことは愛していると思っている。


しかし、オレは、自民党、自民党支持者、それに付随する人間が、絶対に許せない。

彼らも、オレを許せないのだろう。

お互い様だ。

オマエらは醜い。最悪だ。


メグデスというサークルは、ゲンドウにとってのネルフのようなモノだと思う。

そして、カスメやコイカツで作成した「アバター」は、綾波レイなのだろう。


以上



【販売ページ】

女神便器エヴァゲリ○ン~サード・バイブル【ミサト、リツコ】


【商品紹介ページ】



 
 
 

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