音楽講座 (for DTMer)

宗教団体メグデスでは人々の幸福と、芸術・表現活動の活性化の一助となるよう音楽・作曲技術を希望者の方にお教えしております。

IQ127絶対美少女ミッキーが優しく教える♪

「セックスから学ぶ作曲術」 (DTM中級者向け)

はじめに

いい?ヤル気がないなら帰って。私、よだれ垂らしてヘラヘラしてる豚が大嫌い。

(講師:ミッキー・ハット)

あなたはどのように作曲していますか?

 さて、皆さんはどのように「作曲」しているかしら。コード進行から?アレンジから?

90年代から作曲術は「サウンド志向」になりました。最初に「伴奏」を完成させ、そこに歌メロを乗せるスタイル。70年代のフォークソングではギターで「コード進行」を考えて歌メロを乗せます。80年代のハード・ロックは「ギターリフのアイディア」から曲を組み立てるのが一般的なやり方でした。ラップでも先に伴奏を作り、その上にラップ(主旋律)を乗せます。この手順だと「歌のインパクトはなくなりますが、リズムとして乗りやすい」ものが作れます。また「流行の雰囲気に寄せやすい」のも大きなメリット。​アマチュアの方のほとんどは「サウンド志向」で作曲しているんじゃないかしら?というより、それしかできないでしょ、アンタら。

「サウンド志向」の作曲術の落とし穴

 伴奏から曲を組み立てる場合、伴奏が完成した後で歌メロを考えるわけだけど。アマチュアがやると「歌(主旋律)が何やってるのかサッパリわからない」だけで終わってしまうことがほとんど。実は「歌が乗りそうな伴奏」を作ったり「伴奏にメロディをつける」というのは「アドリブ演奏」の知識や豊富な作曲経験がないと難しい。「こういうコード進行や、こういうリズムの伴奏だと、こういうメロディが乗るな」という莫大な経験値があるからこそ「先に伴奏が作れる」わけ。素人がやると「とても歌が乗せられない伴奏」を作ってしまう。また、プロがやると「ありきたりな曲」になる。なぜなら、サウンド志向というのは「経験」に基づいた作曲。つまり「こういうときには『普通』はこうやるよね?」「昔こうやったら上手くいったよね」という「無難な過去の焼き直し」の集合なわけ。

「主旋律」を軸とした曲は「複雑でも覚えやすい」

 サウンド志向の曲はメロディが覚えにくいの。ボカロの曲なんて何歌ってるかサッパリわからないことがほとんど。プロの曲でもそういうことが多い。「ああ、なんか良さそうな雰囲気だな」と思っても、思い出そうとすると「ド、チャン、ド、チャン」っていうドラムしか想いせなかったりね。毎日ヘッドホンで聴いていても記憶できなかったりする。

 じゃあ「白鳥の湖」はどうかしら?「タータラララタータタ~♪」。脳裏にハッキリとメロディが浮かぶ。「エリーゼのために」はどう?「タラララタラタタラー、タラララン、タラララン、タラタラタラタララン~」これも脳裏にハッキリとメロディが浮かぶ。アンタ、毎日白鳥の湖聴いてる?聴いてないでしょう。しかも、この2曲のメロディは決して「簡単ではない」。むしろ「複雑なメロディ」。それなのに、スっと頭に浮かぶ。どうしてだと思う?

 「白鳥の湖」はオーケストラの曲であり、裏側でもさまざまな音が鳴ってる。「エリーゼのために」も両手で弾く曲だから、左手でもガチャガチャ何かを弾いているはずなの。ところが我々の脳裏には「スッキリと」主旋律のメロディが浮かぶ。なぜかというと、これらの曲は「主旋律を中心に、主旋律を邪魔しないように」組み立てられた曲だから。最初に主旋律を書いて、そのあとに「飾り」をつけてんの。直接チャイコフスキーやベートーベンに尋ねたわけじゃないけどね。

作曲の「基本」は主旋律を書くこと

 作曲の基本は「主旋律」を書くことなのよ。もっとも原始的な作曲方法は「鼻歌」だしね。そして、人間に口はひとつしかないんだもの。主旋律以外書きようがないじゃん。いや「下の口をヒーヒー言わせてやる」だとかあるけど、マンコは歌を歌ったりしません。

 主旋律を書くときに意識するのはコードじゃなくて「ルート」よ。「コード」の役割は「主旋律」を引き立てるための「演出」なの。「咲いた~咲いた~チューリップの花が~♪」には、オシャレなコードも、派手なツーバスドラムも、激しいギターソロも入っていません。でも「主旋律」の力強いメッセージがどっしりと伝わってくるでしょ。覚えやすく、歌いやすい。理想の歌メロ。これで十分じゃん。このような「覚えやすい、歌いやすい」歌メロ(主旋律)を軸にして作曲するほうが、作曲初心者でもまとまりのある曲を作ることが出来る。なぜなら、なんのためにドラムを入れるのか、なんのためにギターを入れるのかという「目的」がハッキリするからね。アマチュアは「ただなんとなく」激しいギターを引いてみたり、ドラムをガシャンガシャンとやりがちだから。そのクセを矯正するためにも「主旋律から曲を書く」練習をしたほうが良い。ハッキリ言って、アンタらの曲、何やりたいのかサッパリわかんないのよ。音楽になってない!

【余談】男と女、作曲に向いているのはどっち?

 男性のアマチュアミュージシャンと女性のアマチュアミュージシャンを比較した場合、「良い曲を書く」のは十中八九「女性のアマチュアミュージシャン」よ。男性の場合は10年~20年やっていても、全く音楽として成立していないものを平気で作ります。(もしくは一生何も作れない)。「音楽が好きな男性」は普段から「音楽はこうでなくてはならない、機材はこれを使わねばならない、楽器はこのブランドのもので、ミックスの際には○○ヘルツの音をやや削り~」だとかさ「作曲とは全く関係ない理屈」をごねて散財ばかりしているため、いざ作曲の際に迷子になってしまうの。ネット上には男性アマチュアミュージシャンが作ったたくさんのゴミが転がっているので確認してみましょう。ヒデーよ、マジで。

 一方、女性の場合は、楽器を初めて3か月ぐらいでも「あれ、なかなかいいじゃん」というものを作ったりします。「音楽が好きな女性」は普段から「鼻歌」をよく歌っています。そこから曲を固めるのでまとまりがあるのです。

 もっといえば「クラシック演奏」をやられている方は、作曲の才能が絶望的。クラシックの世界では「難易度の低いシンプルな楽曲」をからスタートし、最後に「難易度の高い複雑な楽曲」に挑戦します。才能のある子ほど「シンプルな楽曲はすぐに終わらせて」、音大などに進み何年も何年もかけて「複雑なメロディ」を頭に叩きこむ。そして複雑なメロディを弾けるようになったときに「やった!」と喜ぶわけだけど。一方、才能のある作曲家は何年も何年もかけて「できるだけシンプルに、キャッチーなメロディを書こう」とします。そして、シンプルでわかりやすいメロディを書いたときに「やった!」と喜ぶ。つまり、脳が時間をかけて身につけた「感動の基準」が、演奏家と作曲家では180度違うわけ。クラシック演奏家の99.99%がイモだと言われるのは、このため。これマジよ。

【実践してみよう】 本講座の説明
主旋律を軸にしてヘビーメタルを書く!

 作曲ができるようになるためには、とにかく実践をつまなくてはいません。理屈ばかりこねても、それは「畳の上のスイミング」というヤツです。「音の海」の中で泳げるようになるためには、まず「音の海」に入らなくてはいけない。「毎日、鼻歌を歌え!」なぜこんな簡単なことをアンタらはやらないのか!今すぐ歌え、そう、今すぐにだ!よし、何かメロディ(主旋律)できたか?では、そのメロディを元に実際にDTMで作曲してみましょう。

 本講座では「主旋律を中心にすえたヘビーメタル楽曲の書き方の習得」を目標とします。私が「ヘビーメタル」をテーマに選んだ理由はズバリ、これ。

・ベースラインが簡単。(ずっとルート弾きでOK)

  

 どんなジャンルであっても「ベースラインを考える」というのは非常に高度な仕事。ところがヘビーメタルでは「とりあえずルートでボンボン弾けばOK」。頭を使わなくて済む!つまり、アホでトンチンカンなアンタらが「作曲」に挑戦するジャンルとしてうってつけなのよ。

 もちろん、どんなジャンルであっても「名曲」を書くためにはミラクルが必要。でもね、ミラクルの起こし方は解説できません。数撃ってりゃそのうち当たるだろ。知らんけど。本講座のために私が書きおろした曲も、自分としては70点ぐらいの満足度なんだけど。まあ「主旋律を中心に曲を書く手順」を説明するために書いたので、これぐらい十分だろ。「本当に素晴らしい曲」は本講座を修了したアンタらがミラクルを起こして勝手に書いてください。

【実践してみよう①】
「シンコペーションのあるクリック」の作成

 ヘビーメタル、特にデスメタル界隈の人間は、作曲のときにはまず「ドラム」の打ち込みからはじめます。そして、永遠に歌メロについて頭をヒネることがないまま死んでいくわけですが。

そもそも、ドラムに合わせて主旋律を考えるのは間違い。

主旋律を引き立てるためにドラムをつけるのが正解

 まあ、バカは死ななきゃ治らないから放っておきましょう。デスメタルだし。今回は「主旋律を軸にしたヘビーメタルを書く」ことが目的なので、皆さんはまず主旋律を考えてください。あと、デスメタルに負けないようにテンポは240にしましょう。さあ、テンポ240で鼻歌を歌って!

 …といっても「テンポ240」がどれくらいなのかわからないと考えようがないわよね。そこで「ドラムのハットでクリックを作成します」。DAWでも「クリック音」は出せるけど「ピポピポ」鳴って美しくないでしょ。これから「美しい音楽を作ろう」ってときに何時間も「ピポピポ」鳴ってたら邪魔。美意識を大切にするため必ずハットでクリックを作成してください。

 今回のように「極端に速いテンポ」だと「どこが小節の頭なのか」「どんなノリなのか」が掴みにくいので。その場合はクリックにシンコペーション(強弱)をつけます。たとえばこんな具合。

ツッ、、ツッ、ツッ、、ツッ、

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 「シンコペーション」を意識するのは、すごく大事。たとえば、これが…

ツッ、ツッ、、ツッ、ツッ、、ツッ、

 だったりすると、リズムの雰囲気も、作らなきゃいけないフレーズも180度変わっちゃう。確認してみましょう。わかりやすいようにアクセントの部分にマラカスをいれてみたわ。

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 どう?ハットの数は同じなのに、ダンサンブルになったでしょう。セックスで男の腰の振り方が違うって感じ。マンコをチンポで犯される場合も、ズン、ズン、ズン、ズンって同じ強さで突かれる場合と、ズン、ズン、ズン、ズンって強弱をつけて突かれる場合では感じ方が全然違うの。よく知らないけど、フェラされてても同じでしょ?どちらが気持ちイイかに正解はないの。そのときの気分だったり場所だったりで違うのよ。だからたくさんセックスしなきゃダメ。ヤッてみなきゃわかんないの。わかった?

【実践してみよう②】
「サビの仮アイディア」を練る

 今回は「主旋律を軸に組み立てる」ことが課題よね。曲で一番聴かせたいところはどこ?サビよね?じゃあ、サビのアイディアを練りましょう。メタルは簡単よ。さっき作ったクリックの上にボーンってルートの音を延ばして、その上にアアアアーーってやりゃいいの。キーはAマイナーがわかりやすいわね。白鍵だけで書けるから。ルートでAの音をボーンって伸ばして鍵盤の白いところをテキトーにぽぽぽぽぽーんと叩いて、「やばい、苦しい息が切れそう」だと感じたらGだとかの音をルートで伸ばして、ぽぽぽぽーんッ!ってやってりゃ、そのうち何かできるわ。ほら、さっさとやれ。

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 ね?簡単でしょ。ルートをA→G→A→Gと交互に動かして、その上に「ヤバイ、濡れてきちゃいそう」って感じの響きの音を見つけて並べるだけ。音楽理論なんて、どこにも必要ありません。

「答えは股間が知っている」(ジーン・シモンズ)

 これは私が尊敬しているKISSのジーンの言葉。まあ、KISSのアルバムは2枚しか持ってないんだけどね。このサビのアイディアをもっと複雑にすることはできるわよ。でも「複雑なほうがキモちイイか」どうかなんて、人それぞれじゃん。もし仮に「ここに2~3の音を足したほうがグレイトだ」としてもよ、その音を探すのに分厚い理論書がいるかしら?不要です。「48の体位を全て覚えなきゃ気持ちイイセックスができない」だとか言い出すヤツはアホ。正常位が気持ちいいなら正常位だけやってりゃいいし、バックが好きならバックでアンアン言ってりゃいいの。「ここでは顔ではなく胸にザーメンをかけるべきだ」とか言い出す音楽の専門家だとか、音楽大学の教授だとか、そういうペテン師に騙されちゃダメ。あいつら何もわかってないから。「あなたの音楽」の答えは、あなたにしかわからないの。それが前提条件よ。「答えは股間が知っている」この言葉を絶対に忘れちゃダメ。ついでに言うと。あなたが気持ちイイと思うことが、他の人には苦痛だったり不快だったりすることもある。そのことも忘れなければ、よりステキなセックスができるはずよ。

【実践してみよう③】
サビの「仮歌」を入れる

3-1.「サビの歌詞を書く」

 サビのアイディアが固まったら、サビの歌詞を書きます。「え!今歌詞を書くの?」と驚く人が多いと思うけど。でもね、今「自分が書いたメロディを良いと思った」のならば、それはつまり「自分はそのメロディを聴いて、何かを感じた。イメージした」ということ。でも、そのイメージが間違っていないかを確認するためには、今このタイミングで「歌詞」を乗せるしかないの。

 そしてもうひとつ。一番重要なのは…。

・ピアノで綺麗に響く音が、日本語を乗せて綺麗に響く音かどうかはわからない。

・メロディとボーカルの声の相性が良いかどうかわからない。

 たとえば「抱きしめてー」という言葉を載せたときに「だーきしめってー(下降)」だと変に感じるかもしれない。あるいは「あた(貴方)」という言葉を載せたときに「なた(彼方)」に聴こえるようなアクセントのメロディになっているかもしれない。このとき「自称:作曲家」の人間は「それはオレの仕事じゃない。作詞家の仕事だ」と逃げることが多いわけだけど。でもさ、作曲家はメロディが大事かもしれないけど、作詞家は「言葉のほうが大事だ」と思うかもしれないでしょ。アンタたちさ「作曲家のほうが作詞家より立場が上だ」とか思ってない?それ勘違いだから。

 歌詞の発音を優先させるか、メロディーの流れを優先させるか…。妥協させやすいのは「メロディー」のほうなの。メロディーは上げたり下げたり、伸ばしたり縮めたりするのは簡単でしょう。ところが言葉の流れの場合「こうきたら、最後の締めはこの言葉でキメるしかない」ってのがある。それに変わる言葉を探すのは難しいのよ。歌詞を考えるのが苦手なアマチュアは多いと思うけど、だったらなおさら「主旋律を自由に修正できる今」サビの歌詞を考えておきましょう。アレンジしてしまった後に主旋律を変更すると、ベースもキーボードもやり直さなきゃいけない可能性がある。今、主旋律を書いているこの時点で、ざっくりとでも歌詞を書いておくのが一番ラク。

 また、ボーカルの声との相性やキーの確認もサビが出来た時点で確認しておくといいわ。聴かせどころである「サビ」で声が裏返っちゃったりしたらダサイでしょう。

 じゃあ、サビの歌詞を書きましょう。私はさっきのメロディを聴いて「ご主人様のたくましいオチンポで激しく調教されてる女」をイメージしたのよね。だから、こんな歌詞を書きました。

おお、マンコ オマエはオレのただの肉便器

おお、マンコ 醜い豚め 愉しませてくれよ

 どう?なんかもう、マンコがジンジンしてきちゃいそうなステキな歌詞でしょ?

はあっ?「マンコついてないからわからない」だと?だったら自分のアナルにバイブ突っ込んでみりゃいいでしょ、この腐れ童貞ちんぽッ!

 まあ、いいわ。私はこの歌詞でいく。そう決めたの。さあ、マナヴ、この歌詞で歌いなさい。今すぐよ!

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 あはははあははッ。だせえ。マナヴだせーよ。もっとロブ・ハルフォードみたいにセクシーなハイトーン出せよ。私が書いた美しいメロディが台無し。アンタさ、才能ないんじゃない?失せろッ!

 …なんてことを言ったら、その瞬間にバンド崩壊しちゃうわよね。なので、ボーカルが歌えるようにキーを調整します。私としては、低くてダンディな「いかにもご主人様」って声でズンズン責めてきてほしいんだけど、でも、サビを低くしちゃうとメタルじゃなくなっちゃうよね。そんなことを考えながら、妥協できるキーを探していくわけです。「名曲」を書くのが難しいのは、まさにココなのよ。ボーカルの声質や技術の限界と、音楽的に求めている響きが一致することは滅多にないわけ。そうなると「ありきたりな声と歌い方をするボーカルを呼んで、ありきたりなメロディを歌わせる」のが一番「手堅い」。でも、そんなことばっかりやってると「個性がない音楽」が世間に氾濫することになる。あるいは、もう誰も音楽に興味を持たなくなる。だって、どれも一緒なんだもん。実は、それが現代。音楽をやる人間が増えて、音楽のノウハウがたまってくることで「音楽の美しさはアップしても、音楽にサプライズがない」というパラドックスが発生してしまうの。プロは生活がかかってるから、マクドナルドみたいな「安全な商品」を作ってりゃいいけどさ。でも、アマチュアは「好きだから音楽をやってるだけ、失うものは何もない」わけよね。だから、どんどん思い切ったチャレンジをしてほしい。わずかな機材があれば、どんな音楽的チャレンジだってできるし、世界中に配信できるし、それを邪魔することは誰にもできないの。オレが世界を変えてやる!ってぐらいの気概を持って頑張って。もうプロは飼い犬みたいなゴミしかいないのよ。

3-2.「サビのキーを修正する」

 まあ、そんなことを色々考えつつ、キーをAからEに下げたりハーモニーをつけたりして修正したサビがこれよ。

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 高すぎるメロディーのキーを下げた場合、今度は「低い音が低すぎる、聴き取りにくくなる」という問題が発生することがある。その場合、メロディを変更しなくてはいけない。また、高い音を下げるとインパクトが下がっちゃうから、ハーモニーをつけて補助したりもするの。

 色々納得できていない部分もあるけど、悪いのは私じゃなくてマナヴだ。だから、とりあえずこれで良しとしよう。メロディと歌詞の方向性も固まった。めんどくさいから、歌詞の続きは後で考えよう。

 さあ、これでサビ(仮)ができたわけなんだけど。どう?「主旋律を軸にする作曲」は「サウンド志向」の作曲とは、だいぶイメージが違うでしょう。この「サビ」がイマイチだったら、この時点でボツにして、また新しいサビを練り直す。ここで納得できたら次に進めばいいの。そのほうが、ドラムもベースもギターも全部作ってから「あ~、歌メロが思いつかない!ボツ!」ってやるより合理的でしょ? どんなにドラムやギターを頑張ったって、サビのメロディがダメならダメなんだから。まずは「サビの主旋律」から考えるのがスジよ。

【実践してみよう④】
リズムチェンジしてサビを拡張する

 サビが出来たら、あとはもう続きをどんどん作るんだけなんだけど。せっかくだから、もっと色々と遊んでみましょう。

 先ほど作ったサビは「前へ、前へ」という感じのスピード感のあるメロディよね。では、そのあとに急に「タメを利かせた、伸びやかなメロディ」が入ってきたらどうかしら?「ドラマチック」よね。それが逆に曲の「勢いを殺す」ことや「しつこい」印象になることも多いんだけど。まあ、今回の歌詞の方向性は「メス豚の調教」だからね。しつこくしてナンボ。

 作曲途中で仮の歌詞を書くと「曲のイメージ」が固まるから、曲の続きを書く際に「次どうするか」という決断をしやすいのよ。逆にイメージがないまま、ただ闇雲に音を足していくと「イメージが伝わらない曲」になる。「イメージはアレンジでなんとかする」って方法もあるけど、それって「小手先」よね。主旋律にしっかりとイメージがこめられているほうがベター。だって、感情をこめて言葉を伝えるのはボーカルだもん。

 さて私は、サビのメロディと歌詞を考えた時点で、次は「メス豚が閉じ込められている暗い空間」を表現すべきだと感じたわ。「ご主人様にいじめられてヨダレを垂らしながら大きな声で喘ぐ女」がいるとすれば、それは野外セックスではない…。謎は解けた!調教はどっしりした壁に囲まれた、誰にも声が届かない暗い地下の空間でおこなわれているはずだ!

 そして書いたメロディがこれ。どう?地下に閉じ込められて妖しくあえぐ女の声が目に浮かぶでしょう?

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 このフレーズのポイントは2つ。

1.リズムチェンジしている。

2.フレーズの頭を大きく空けている。

 サビのフレーズは「シャシャシャシャシャシャシャシャ」のビートに乗せていたけど、続くこのフレーズでは「シャ、シャ、シャ、シャ」のハーフテンポに乗せている。テンポ240を半分の120で解釈しているわけ。比較してみて。

テンポ240

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テンポ240(ハーフテンポ)

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 ハーフテンポは「A→B→サビ」と流れるようなときに「ちょっと単調だな」と感じた際に「Bでハーフテンポにして落として、再びサビで走り出す」という具合に使ったりする。故・筒美京平氏の傑作「Time for Lgime(エルガイム主題歌)ではイントロがノーマルテンポ、「A→B」がハーフ、サビで再びノーマルに戻すというワザが使われているわ。

 ハーフテンポは曲に変化をつけるための非常に重要なリズムの概念。全員がハーフで演奏するのではなく「ドラムだけハーフテンポにする」、「ベースだけハーフテンポにする」というようなこともしばしばある。「1番のAメロはハーフだけど、2番はノーマル」っていうのもある。自由自在に使えるようにしましょうね。

  さて、私が書いた「メス豚が閉じ込められている暗い空間」のメロディーについて。もうひとつのポイントは「フレーズの頭を大きく空けている」。これができない人が意外に多いのよ。「タラララー、タラララー、タラララー、タラララー」だとダサイわけ。「…タララー、…タララー、タラララー、タラララー」みたいに頭をあけると、演歌のようにタメを聴かせた渋いメロディになる。ジャズのマイルス・デイビスも良く使うワザよ。なぜそうするのか?小節の頭ではドラムのシンバルもバスドラも、ベースもキーボードも一斉に「ジャーン」と音を入れるでしょう。音の密集地帯なわけ。そこでボーカル(主旋律)が同時に入っても「目立たちにくい」のよ。特に「低い音から高い音」へ駆け上がるような場合「出だしの低い音」が埋もれて聴こえなくなってしまう。それだと、フレーズの魅力が半減してしまうの。演歌では「歌詞の一行目」の出だし一発目が「情景設定」としてすごく重要だから歌詞が聴こえなかったりすると困るわけ。だから「ジャーン」とやった後で歌い始めたり、あるいは「ジャーン」とやるより「一歩早く」歌い始めるような工夫をすることが多い。

 じゃあ、この「タメ」を利かせたフレーズに早速歌詞を乗せてみるわね。

 

 光かがやく、チンポを称えよ! 下賤のメスめ

 

 ああん…、赤黒く隆起した立派なおちんぽに支配される女の姿が目に浮かんできそうなステキな歌詞でしょ?

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 ここで私は「ご主人様」の声だけでなく、あえて、女性の声でハーモニーにを入れてみました。なぜだかわかる?「こんな雌豚の格好でブーブー言ってる姿を友達の良子に見られたらどうしよう…うう…」そうやって揺れ動く女心を刺激したかったってわけ。わかるかな?わかんねーだろうなあ、童貞ちんぽくんには。家でDTMなんてやるのやめて、さっさと彼女つくってセックスしてこいよ。

【実践してみよう⑤】
イントロの制作(スピード感のあるフレーズ作り)

 サビもできたところで、次はイントロでも作りましょうか。

「え、サビのあとに、イントロ作るんですか?」

 そう。これにも合理的な理由がある。

1、サビをイントロにするかどうかを判断する。

2、サビが終わったあとには、イントロに戻ることが多い。

 イントロというのはものすごく重要。CDの視聴コーナーでもイントロ聴いてダメだなと感じて消すことがあるでしょう。コンペなんかの審査員もそうよ。最初聴いてダメなら「はい、次」ってなっちゃう。だって、イントロがダメだったらどうするの?リリースするときにどうするの?作り直しさせるの?そんなことさせるぐらいだったら、最初からちゃんとイントロが書ける人間を採用したほうがいいじゃん。

 そんな大切なイントロなわけなんだけど、さっと書くのはなかなか大変。そこで考えられるのは「サビ」を頭に持っていく方法。サビは「練りに練った一番キャッチーなフレーズ」だから、これを頭に持っていけば「良い曲」だってことを伝えやすいわよね。あるいは、サビのメロディをそのままギターやキーボードのフレーズに置き換えるという手もある。いずれにせよ「サビ」はイントロを考えるのひとつの選択肢になるわけ。

 サビの後にイントロを考えるもうひとつの理由は、大抵の曲は「イントロ→A→B→サビ」の後に、再びイントロに戻ることが多いため。サビの最後の音を伸ばすような場合、その伸ばしている音の後ろで流れるイントロは「余韻」として凄く重要。だからサビの次にイントロを考えるのが手順として「手堅くて、合理的」なの。

 今回の曲で言えば「サビ(テンポ240)→大サビ(ハーフテンポ)」にしているから、もし大サビの後で再びイントロに戻すのであれば「ハーフテンポを再びテンポ240に戻す流れ」も必要よね。つまり、このイントロは「曲の開始時に聴き手を引き込む役目」と「流れを戻す役目」の2つを担わないといけない。責任重大よね。…つったって、なにかコツがあるわけでもなく、やるしかねえんだけど。そんなわけで書いたのがこのフレーズ。

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 大サビのハーフテンポでゆっくりひと段落した後に、再び「ぎゅーん」って加速するようなフレーズが出てきたらカッコイイかな?って感じで書きました。ここでは「スウィング」というジャズのテクニックを使ってフレーズを組み立てています。スウィングとは「前の小節にフレーズを食い込ませること」。青の矢印の部分がそうよ。小節の区切りよりも「一歩前」で音を鳴らしているの。こうするとスピード感がでる。

 アホなギタリストだと「よし、加速するフレーズか。早弾きか、任せろ!」だとかやるんだけど。でも、そういうモンでもないのよ。ためしに全く同じコード進行で「ドレミファ#レ」という高速フレーズを弾いてみましょうか。

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 どうかしら?これはこれで美しいのだけけど、フレーズよりもルートが「ジャーン、ジャーン」と進行する響きのほうが心に強く響いて、曲のテンポが「さらにゆっくり」聴こえるでしょう。スピード感があるというより、むしろ「雄大な」」感じ。それはそれで良いし、自分が好きなフレーズを採用すればいいんだけど。でも「早く弾く」ということと「スピード感を出す」というのは全く別のハナシであるってことは覚えておいて。

【実践してみよう⑥】
イントロのスピード感を継承したAメロ

 さて、ここまでの制作の流れを確認しましょう。

1、サビ(テンポ240、ぶっちぎりのスピード)

2、大サビ(ハーフテンポ、一気に落とす)

3、イントロ(加速して再びノーマルテンポへ)

4、Aメロ(これから作成)

 せっかく加速したんだから、加速したスピードを活かしたAメロが良いわよね。そんなわけで書いたのがコレ。

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 ところどころスウィングしてスピード感を落とさないようにしつつも、少し落ち着いた感じのメロディね。

【実践してみよう⑦】
サビの前で落とすBメロ

 いよいよ大詰め。Aメロとサビをつなぐ、Bメロの作成よ。加速したままアクセル全開でぶっちぎってもいいんだけど、サビのインパクトを重視したいなら落とすべきよね。ここは迷うところ。う~ん…。ここで判断する基準は「サビの出来が良いかどうか」。サビが「ハッとするぐらい美しいメロデイである、もしくは大きなインパクトがある」ならば、小細工せずにそのままつないじゃったほうがいいわ。でも、今回はそうではないのよね。ボーカルのキーに合わせて「最初に書いたメロディを修正している」。つまり、直感で真っ先に「これがカッコイイかも」とひらめいたフレーズではなく「歌えるように無理やり考えて修正した」わけだから「そんなに良くない」可能性が高い。私のせいじゃない!全てはボーカルの責任。ああ、もうやってらんねえ!…と放り投げてしまったら、もうバンド解散よね。いつでも自分の曲にピッタリのボーカルがいるとは限らない。人間だもの。私にも限界はあるし、ボーカルにも限界はあるのよ。こういった状況で必要なのは「失点を最小限に抑える」という気持ちね。イマイチなサビであっても、それでもなんとか盛り上げる!そのためにはBメロで落とすしかない!そんなわけで書いたBメロがコレ。

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 ポイントは2つ。

.「3小節」で終わらせたこと。

2.ルートの終わりを最低音(F#)で終わらせたこと。

 通常は「4小節×2」をひとかたまりにして、Aメロ→Bメロ→サビとつないでいくんだけど。展開の途中で「緊張感がなくなってしまった場合」あるいは「次のフレーズでショックを与えたい場合」は「短く終わらせてしまう」というテクニックがある。3小節あるいは、3小節半だったりね。「1、2、3」でブチッと切って、次のフレーズに進むと「あ、あれ?お、おい、ちょっと待ってくれ!」みたいな感じで、聴き手を「慌てさせる」ことができる。つまり、メロディの美しさではなく「流れが突然切れる」ことでショックを与えるというわけ。これも立派な作戦。ジャズやプログレッシヴ・ロックなどでよく使われる手法よ。

【実践してみよう⑧】
全体の流れの確認。主旋律は「リズム楽器」である

 よし、これで「イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→大サビ」全てのセクションのメロディを書き終わった。あとはこれを全て繋げて「各セクションを繰り返す回数」を調整してワンコーラス仕上げれば「作曲」の仕事は終了よ。

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 どうかしら? 今回の講座では「主旋律を軸にしてヘビーメタルを書く」ことが目標だったわよね。ところが今、このトラックには「主旋律とクリック、そしてルート」しか入っていない。ドラムもベースも入ってないのよ。それでも、スピード感や大きなうねりを感じるでしょう。これが「主旋律」のパワー。つまり「主旋律」は重要な「リズム楽器」なの。リズムを意識して主旋律を書いているから、ベースやドラムがなくても、リズムを強く感じることができるわけ。当たり前よね。

 あとは、歌詞の残りを書いて、激しいドラムを入れて、ベースで「ブルブルブルブル」ってひたすらルートを弾けば「メロディック・ヘビーメタル」の完成!

 …だけど、そこまでやんなくていいでしょ? どんなドラムを入れるかも重要なんだけど、今回の講座は「主旋律を書く」ことがテーマだしさ。ウチはムッチー(dr)がカッコよく叩いてくれるし。アレンジはサクラコ(key)の仕事だし。私、もう疲れちゃったし。え?ギターはどうするかって?まあ、いてもいなくてもどっちでもいいんじゃない?(了)

(※2017年8月27日 千葉「メグデス教会」での講義内容と教材を、ミッキー女史の了解を得て抜粋して記載いたしました。)

熱のこもった講演後、休憩室で休むミッキー女史。

響き渡る女の絶叫。

それはチンポのための奏鳴曲(ソナタ)

サクラコの華麗なるピアノが舞い、ムッチーのワンワン・バスドラムが怒涛のごとく迫りくる。もう、彼からは逃れられないの…。ミッキー・ハットが開催した講習会「セックスで学ぶ作曲講座」の講習中に制作したメグデス史上最速のファスト・ナンバー「ソナタ・チンポティカ」発進!

初めての彼女。とっても清純そうな素顔の裏は、実は調教済みの中古牝豚だった。もうちょっとマジメにやってくれ!そんなご要望にお答えしたメグデス流の北欧ハイスピードメタル第二弾。「おしっこ漏れちゃいそう~」いよいよ本領発揮!

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