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4th ボカロ話し方講座(2019) ※2024にリミックス

DLsite.comで好評発売中!

2019年度メグデスの集大成として制作されたアルバム。

イングヴェイ、ヴァン・ヘイレン、マイケル・シェンカー的なギタースタイルを中心に据えた『ヘビーメタルのアンセム的な楽曲』。

そして、「ボカロを喋らせる」ことに取り組んだ『実験的な物語風の楽曲』の二つの柱で構成されている。


2024年にさらなる品質向上のためリミックスとともに、『ボカロを喋らせる技術』の解説講座を付け加えた、『ボカロ話し方講座コンプリートボックス』を「メグデス出版」よりリリースした。

【『ボカロ話し方講座』試聴エロPV】

『恋のライジングフォース』

イングヴェイをオマージュした楽曲。

イングヴェイの『早弾き』を真似するギタリストは多い。

しかし、メグデスでは、イングヴェイ楽曲の『歌メロ』『アレンジ』の美しさに注目し、研究を続けていた。

メグデスのギタリスト、ジャイアント・シュナイダーは、ほとんど早弾きをしないギタリスト。

イングヴェイの楽曲に寄せる際も、早弾きはせず、シンプルなプリングとハンマリング、そして、チョーキングでギターソロを組み立てている。

『チャンプ』

ヴァン・ヘイレンをオマージュした楽曲。

ヴァン・ヘイレンの『タッピング』を真似するギタリストは多い。

しかし、メグデスでは、ヴァン・ヘイレン楽曲の『キーボード』の美しさに注目し、研究を続けていた。

エディはピアノも弾ける。キーボードでも、非常に美しいリフを創出するのは、知る人ぞ知るところ。

​【注意】本商品にカスタムメイド3D2で制作されたエロPVは付属しません。​

 4th ボカロ話し方講座付録①「機材紹介」

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 4th ボカロ話し方講座付録② ボイスドラマ「あぶないメグ先生」他

 4th ボカロ話し方講座付録③「ボカロ話し方講座ビギナーズ・クラス」

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ボカロボイスドラマについて補足~2019年「ゆっくり実況」を取り巻く状況とメグデス

4th「ボカロ話し方講座」に収録されている「ボイスドラマ」は、2025年現在の耳では、非常にチープなものである。
しかし、本アルバムがリリースされた、2019年当時においては、一定の価値とニーズがあった。
その背景について説明したい。


◇ ◆ メグデスは、ボカロで『エロゲ声優』の演技を模倣しようとしていた。

現在では、ゆっくりムービーメーカの『ずんだもん』らが、非常に流暢な言葉で読み上げをする。
しかし、本アルバムがリリースされた当時2019年の人工音声は、まだまだ過渡期。

ボイスロイドで結月ゆかりの発生が「自然で、可愛い」ということで、YOUTUBEの「ゆっくり実況」で人気を博していた。
しかし、ボイスロイドは『棒読み、ナレーション』が基本。激しい感情の起伏を表現するためには、ボカロのほうが適していた。

【淫語ボカロ】宗教団体真メグデスは、その肩書の通り『淫語』をひとつの売りにしており、ボカロで「自然な発声を目指す研究」に重きを置いていた。

「ちんぽ」「まんこ」などの、卑猥な言葉や台詞を、どれだけ「リアルなエロゲ声優さんの演技に似せられるか」が、メグデスの目指すところであった。

『ニコニコ動画、YOUTUBEのボカロ界隈』でも「ボカロを喋らせる」という試みは、「ゲーム」として存在していた。
それは、「子どもの泥遊び」のようなもので、早口で喋らせたり、人間では出せないような高音を出して遊ぶのが目的であった。
「どれだけ、リアルなエロゲ声優さんに似せられるか」を追求していたメグデスとは、全く方向性が異なっていた。


◇ ◆ 重要なのは「調教」ではなく「音程の動き」

 

ボカロ界隈側では、ボカロを自然に喋らせるのに一番大切なのは「調教(パラメーターの操作)」だと、長らく言われ続けていた。

しかし、メグデスのサクラコ(key)は、「エロゲ声優の演技の研究」から、重要なのは「音程(メロディー)」であることを掴んでいた。

半音、一音、一音半などのインターバルの変化によって、『感情』を表現できることを発見していた。

サクラコの「ボカロを喋らせる技術」は、メグデスの『隠し芸』として存在し、何本かの動画で披露していた。この技術を大々的にアピールしようとしたのが、2019年にリリースされた『ボカロ話し方講座』である。

 

◇ ◆ 『いけないメグ先生』は、ボカロで『女教師』の『セックス』の演技を再現した

 

本作品収録の『いけないメグ先生』は二部構成になっている。

一部は、国語の先生として、『俳句の授業』を実施する。
二部は、放課後に、生徒とセックスする。

これを、「ドレミファソラシド」を使った「ボカロの演技」で構築した。

また、この「ボカロで演技させる技術(音の並べ方)」を公開することを「商品の柱」とした。
結果、商品名が「ボカロ話し方講座」となった。


◇ ◆ メグデスの『メタル研究』と『ボカロの話し方研究』を結合させて、最高傑作を作り出そうとした

さらに、1stアルバムの頃から研究していた「ギターヒーロー的なメタル楽曲」を組み合わせることで、「メグデスの最高傑作」を作り出そうとした。

結果的には、空振りしてしまう。
なにがやりたいのか、伝わりにくいパッケージングになってしまったのが敗因であろう。

「メタルをやりたいのか?それとも、ボイスドラマをやりたいのか?」
それがわからない。

また、『いけないメグ先生』も、商品の『売り』とするには、少し地味すぎたかもしれない。

これらの反省を踏まえ、次の5th『PINK BLOOD』が制作される。
『PINK BLOOD』では、「音楽番組の司会進行や、コーナーまで、ボカロで構築する」という、フランク・ザッパを凌駕するような、大胆な試みが行われる。

一方、本作品の失敗により「ギターヒーロー的な、ギターリフを中心にした楽曲は、もうやめよう」ということになる。

そして、5th「PINK BLOOD」は、大きく売り上げを伸ばす。
さらに、6th「ELZA」と、二枚組の大作7th「BAD SITERS」で、念願であって「売り上げ100枚越え」を二作連続で達成する。

『ボカロ話し方講座』そのものは、失敗に終わったが、本作で『ギターリフ主体の楽曲をやめる』という決断と、『ボカロの話し方の基礎研究」は、その後のメグデスの、大きな礎となった。


◇ ◆ 2024年『ボカロ話し方講座~コンプリートBOX』のリリース

 

『声の演技』を、メロディーとして捉える研究は、学術的な価値が高い。

2019年時点においては、『ボカロの話し方』について、部分的に公開するのみで、より高度な『演技理論』については、サクラコは機密情報として隠しておくつもりであった。

また、『演技』と『メロディ―』を結び付ける先行研究は存在しないため、そもそも、言葉による説明も困難であった。

しかし、AIボイスの普及により、『ボカロの話し方』は不要な技術となってしまった。
そこで、これ以上の「メロディ―と声の演技の分析」の研究を、メグデスで正式に停止するとともに、『記念碑(レガシー)』として、本作の講座部分を、「個人レベルで、可能な限り充実させたもの」を、最終版の教材として開発することになった。

また、失敗となった『ボカロ話し方講座』ではあるが、収録されている楽曲は『ジャパニーズ・メタル』とは、異なる系統のメロディックなヘビーメタルであり、メロディーの質は高い。
また、「スーパーテクニックを持つギタリストの曲」を、「ローテクニック(複雑な技術を使用しない)」で演奏する解釈は、テクニック偏重気味になりがちなメタル界隈へのアンチテーゼとして価値がある。

そうした意義を踏まえ、本作はリミックスされた『2024年度通常版』と『コンプリートBOX』の二種類の商品ラインナップとして、再リリースされる運びとなった。

(メグデス事務局 2025/2/4)

​「ボカロの話し方」について、さらに濃厚な解説がついた「ボカロ話し方講座~コンプリートBOX」をメグデス出版より販売しております。商品詳細はコチラ

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