KISS東京ドーム、ラストライブ
KISSの東京ドームライブ観に行ってきました!
おじさん、おばさんばっかりでさ。若いファンはほとんどいなくて。
正直、開演前はネガティブなイメージだったのよね。
もう、KISSもホントに終わりなんだなって。
アイアン・メイデンのライブは、KISSより会場は小さいんだけど。でも、若いファンがいるのよ。
だから元気があるつーか。
ロックバンドの命って、ファンの人数よりも、ファンの若さかなと思うのよね。
そういう意味で、KISSはそろそろ、お疲れさまでしたっていうさ。
ところが、ライブの完成度はやっぱり凄かった!
大型スクリーンにはっきり映って臨場感は物凄いし、音もクリアーなの!
前半は若干モコモコしてギターが聴き取りにくかったけど、後半はめちゃくちゃクリアだった。
演出も凄いし。
さらに、アンコールではYOSHIKIがピアノで「ベス」を弾いて、「ロックンロール・オールナイト」ではドラムも叩いて、物凄くゴージャスだった。世紀の一瞬よね。
でもまあ、なんつーか、微妙にスレ違いみたいなのは感じたけどね。
KISSのファンと、X JAPANのファンは被りにくいから。だから、YOSHIKIもよそ者になっちゃうつーか。
でも、やっぱりオーラあるわ。KISSの中に入っても、「あ、YOSHIKIだ!」っていう凄いインパクトがあってさ。
でも、そのインパクトがあまりに強すぎて、「KISSのラストライブ」っていう雰囲気が薄れちゃったっていうさ。

▼チケットも余ってるって聞いてて、だから、今回は入りはイマイチなのかなと思ってた。

▼でも、いつの間にか満席に近い感じに。みんなオジサン・オバサンだからギリギリに来るのね。ライブはホントに充実してた。YOSHIKIはやっぱりインパクトあった。凄いよ。ピアノも上手かったな。

▼KISSの演奏も凄かった。ドラムがめっちゃくちゃいいのよ。めっちゃくちゃ上手い。上手いつーか、いい味出してんの。私はジーン・シモンズの自伝を買うぐらいだけど、KISSの大ファンってわけでもなくて最近のメンバーだとかも知らないし、アルバムも4枚ぐらいしか持ってないんだけど。
でも、KISSの曲に「女子トイレでファックしようぜ」って歌詞があって。それがヒントになってメグデスの淫語ロックができたの。
だから、ラストライブは絶対観たかったのよね。「ロックはセックスだ」ってハッキリ認識したのは、間違いなくKISSの影響。曲もたくさん真似したし。今度のアルバムにはKISSっぽい曲入れようかな。「おちんぽミルク」っていうんだけど。
「ラヴィン・ユー・ベイベー」は特に感動した。私、この曲初めて聴いたとき、ホントに痺れたのよね。めちゃくちゃクールつーか。もともとABBAが好きだったんだけど、「ラヴィン・ユー・ベイベー」はもっと猥雑でセクシーなのよね。ドキっとした。生で観ても「ああ、セクシーだな」って思った。素敵だった。

▼ KISSのライブは音も凄く良くて。ベースもギターもドラムも全部クリアに聴こえて。
そして、なんといってもビジュアルがめちゃくちゃ綺麗なのよ。観て、テキトーに撮った写真だけど、すっごく絵になるよね。



▼ 私はサイコサーカスのビジュアルが凄く好きで。サイコサーカスの演奏のときは、ジャケットのイメージを踏襲していて、これもすっごく綺麗。


以上
おつかれさま、KISS!カッコ良かった!