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今さら聞けない「右翼ってなに?左翼ってなに?」

September 30, 2018


「ネトウヨ」あるいは「パヨク」という言葉がネットで普及して随分と経つけど。
そもそも「右翼」と「左翼」という「用語」を間違って理解する人が後を絶たないのよね。

古くからのメグデスのファンは、メグデスが「パヨク(左翼)」であることを知ってると思うけど。
ここではIQ127の絶対美少女である私が「右翼とは何か、左翼とは何か」をわかりやすく説明してあげるわね。

 

■■ 基本用語「右翼・左翼」とは?

 

政治的な議論においては「古い慣習を大切にしよう」と考える側と「新しいものを取り入れて変化させよう」と考える側の2つに大きくわかれる。

 

・古い慣習にこだわる側を「右翼(保守)」
・変化させたいと考える側を「左翼(改革)」

 

例えば、村や町の政治にも「右翼・左翼」はある。

 

・「村の風景・伝統やしきたりを守ろう」(保守派)
・「高層ビルやファッションビルを建てて若者を呼ぼう」(改革派)

 

▼ 「右翼・左翼」と「日の丸」は無関係

 

「日本人は優れている。日本は美しい」

これは「日本の右翼」がよく掲げる思想だけど。
この考え方は「純血主義・血統主義」よ。
「我々は選ばれた人間なのだ」という「選民思想」みたいなもの。
先ほど掲げた「右翼・左翼の概念」とは全く違うことに注意してね。

 

古来からの「日本の歴史」の中で「右翼(保守)・左翼(改革)」は時代と共に変化している。

 

・平家と源氏では、平家が「右翼(保守)」、源氏が「左翼(改革)」。
・明治維新では、江戸幕府側が「右翼(保守)」、倒幕側が「左翼(改革)」。

 

政治というのは、継続していくと感覚が時代遅れになったり、利権が誰かに集中して不満が発生するわけ。
「今のままじゃ日本はダメになる!」
そんな議論は、太古の昔からあるわけよ。これはフランスでもアメリカでも同じ。
そしてその「今のまま(現状)」が何を指すかは時代によって変わる。

 

・これまでの政治(利権)を守ろうとするのが「右翼」
・これまでの政治(利権)をひっくり返そうとするのが「左翼」

 

■■ 「天皇・日の丸」を巡る「右翼・左翼」の関係

 

では、日本における大局的な「右翼・左翼」を説明するわね。

「明治天皇、明治憲法」のときの日本ってのは、物凄く強くてアジア最強だったのよ。

 

で、この時の日本を「真」として、「それを守ろう、そのころに戻そう」つーのが「極右・右翼(保守)」。


・「敗戦によって、アメリカに憲法を変えられて、日本は弱くなった。それを元に戻さないといけない」(右翼)

 

一方、左翼は全く違う見解。


・「天皇が支配するという日本の考え方が古い。だから日本は負けた。だから日本は『天皇制を脱却』しないといけない」(左翼)

 

 

ここで意見が食い違っている。だから対立するの。
「敗戦をどうとらえるか」で、「日本人の心理」が大きくわかれてるの。

 

▼【右翼的な思想 ~明治日本全盛期の影響】

 

もう少し「日本人の心理・感情」を誇張して説明するわね。
「敗戦前の日本の全盛期」にスポットを当てて考えているのが「右翼」なの。

 

・「日本こそがアジアの中心であって、中国や韓国を『教育してやるのだ』。
・日本がアジアを教育してやったから、アジアは「まともな国になった」。

 

随分と傲慢な気もするけど。
戦争で日本は一丸となって戦ったわけだから、当時の日本人は「日本が最高」って考え方が「圧倒的多数派」だったのよ。実際、バブル時の日本人は中国や韓国を見下していたし、それは今も続いている。よね?

 


▼【左翼的な思想 ~アメリカとロシアの影響】

 

左翼側は「『明治天皇・明治憲法の日本』が強かった」ことはどうでもよくて。
「なぜ、日本は負けたのか」ということにスポットを当てて考えている。

「負けたんだから、変えなくてはいけない」
ここから、日本の「アメリカに対するコンプレックス」が始まる。
実際、バブル時の日本人はアメリカを凄くリスペクトしていた。
ジーパン、ナイキのシューズ、ロックンロール、ヘビーメタル・ヒップホップ。
そして、そのコンプレックスは今も続いている…のかしらね。
日本人の「アメリカに対するコンプレックス」は少し弱まったかもしれない。
だから「右翼が台頭」しているとも言える。

 

・アメリカの考えを積極的にとりいれようとしたのが「リベラル(合理主義・自由主義)」。

 

ただし、このアメリカ的な「合理主義・資本主義」に対する反発もあった。
あまりに「お金の力」が強すぎるから。そこで「天皇制脱却のため」に、もう一つの道を選ぼうとする動きもある。

 

・ロシア(共産主義)の考え方を積極的にとりいれようとするのが「赤」。

 

つまり、左派にも「アメリカ派」「ロシア派」の大きく二系統あるの。

ロシアが崩壊したから、共産主義派の力は弱まっている。

共産主義は「理論的には美しい」のだけど、実行するためには「強力な独裁者」が必要になる。

この「強力な独裁者」と「みんなの幸福」が、どうしても合致しないのよね。

 

▼ 【複雑に入り混じる、日本人の思想・感情】

 

ここまで読んで「右翼」と「左翼」、どちらが正しいと思ったのかしら?
普通一般の人は「どちらにも正しい部分、間違った部分がある」と考えるのではないかしら。
実際のところ、一人の人間の中にも「右翼的な思想・左翼的な思想」が混ざってるのよね。
その混ざり方の配合具合は人それぞれだけどね。


■■ 日本の教育は比較的「右翼・左翼」に対して公平

 

▼ 左翼的な思想が強い「日本の教員」

 

日本の歴史の教科書は、わりと中立の立場で記述されているの。
なぜかというと「日本の教員」つーのは「改革派(天皇反対派)」が強い力を持ってるから。
戦時中に「天皇政府(明治~昭和)が国民に間違った情報を流した、洗脳した」ことに対する反発が強いのよ。

 

天皇政府が作成した「天皇万歳」の教科書で勉強を教えて。
「洗脳された子供」が、戦争に巻き込まれて死んでいく姿を「残酷だ」と感じた教師は多い。
「二度とこんなことはさせない」
そういう思いが強いわけ。


勿論、天皇に心酔していた教員もいたわけで、必ずしも「左翼一辺倒」というわけではないけれど。

また、そもそも「子供の家族」が「天皇に心酔」していたら、「天皇はゴミだ!クズだ!」なんて言えないよね。

我が家(ハット家)は、教育者が凄く多い家系なの。家も赤旗を購読していたし。

それでも私は「空手バカ一代」だとか「修羅の門」が好きだったから、どちらかというと「日本万歳」って考え方だったのよね。

でも、ヘビーメタルにハマってたから、まあ、混ざってたのか。そんなもんでしょ、みんな。

 

▼ 右翼的な思想が強い「文科省」

 

「天皇万歳」の教科書のおかげで「日本は強かったんだ」と考えるのが総理大臣。
なぜなら、日本の歴代総理大臣は、全て天皇親族だから。
「オレたちが引っ張ってきたから、日本はここまで巨大な国になったのだ」
彼らは、自分たちのやってきた政治に自信を持っている。当然よね。
当然、総理大臣(天皇親族)の配下にある「文科省」はその影響を受ける。

 

▼ 日本の歴史の教科書は「国際的にも評価が高い」

 

「完全に中立な歴史の教科書」つーのは世の中に存在しないけど。
日本の教科書は、どの国から見ても、「なかなか中立だね」と思われている。
なぜなら「日本の教育は、左翼的な教員と、右翼的な文科省が対立した緊張感のもと、教育方針が決められている」から。

 

でもまあ、韓国から「日本の歴史教育」に対する反発は当然強いわよ。
だって、日本にめちゃくちゃにやられた国だから。
「もっと酷いことしただろ、オマエら!」つーのは当たり前の意見よ。

もし、逆に日本が韓国にやられていたら、末代まで韓国を恨むに決まってんじゃん。

 

▼ 教育とはどうあるべきなのか?

 

現在の日本は、比較的「中立・公平な教育」が行われているわけだけど。
ただ、それでも右翼から見ると、日本の歴史の教科書は「敗戦の反省」が凄く強調されているように見えるわけ。

・教科書が「悪い」から、日本人は自分に自信が持てない。
・アメリカ人の真似ばかりしたがる。だから、日本は強くなれない。後ろ向きすぎる。

ここで「教科書・教育」の「意味」が問われるんだけど。

 

1.事実を、科学的に正確に伝えるのが「教育」の目的なのか。
2.日本人を勇気づけ、強い日本を作るのが「教育」の目的なのか。

 

ここで、また意見がわかれるわけ。
1と2、どちらが「日本人の幸福」につながるのかっていう。

 

ちなみに、一万円札の福沢諭吉は「2」なの。

「国を強くして、お金を稼げるようにするのが教育の目的」だと考えている。だから、一万円札なのよ。面白いでしょ。
「学問のススメ」にも「文学とかどうでもいいから、実学を勉強しろ」ってハッキリ書いてある。それが日本で大ヒットした。そういう国の雰囲気が、日本を強くした。


「ペンは剣よりも強し」って福沢諭吉は言ってるけど、諭吉は「武術・剣の達人」でもあるのよ。
でも「日本の道徳的な本」なんかでは、福沢諭吉は「学問を愛した平和主義者」として描かれることが多くて。このあたりも、右翼は不満なのよ。

ただ、諭吉は「天は人の上に人を作らず」と、「平等」を唱えたりもしていて。そこは「天皇派」とは異なるのよね。

 

みんな色んな思想を持ってるから「右翼はこう、左翼はこう」とシンプルに整理はできない。
単純に「日本万歳!」だとか「日本はダメだ!」と叫んでるのは、どちらも「最底辺の無教養な人」よ。普通一般のインテリは、色々混ざって悩んでる。

私が大好きな三島由紀夫は、色々混ざりすぎて頭おかしくなって切腹して死んじゃったしね。

ユッキーの本を読んだことがない人は、ユッキーが「堅物の愛国者」ってイメージが強いと思うけど。それは違う。例えば「不道徳教育講座」なんてエッセイでは、真面目な愛国者が激怒しそうな面白いことを色々書いてて。とてもユーモアのある人なの。自由恋愛について、色々な本を書いてる。

「レター教室」なんてのは「男が女を口説くときに、どんな手紙を書くべきか」ことを考察していてね。SNSで男女が知り合う現代にピッタリの本だと思う。興味があったら読んで欲しいわ。

 

【参考】

「不道徳教育講座」三島由紀夫

「レター教室」三島由紀夫

 

▼ 「芸術」の大切さとは ~人間らしさ

 

最後に。メグデスが「芸術集団」であることから。芸術の大切さに簡単に触れておくわね。
「右翼・左翼」つーのは、科学が爆発的に発展した時代に生まれた「進歩主義的」な考えなのよ。
とにかく「前進しなくてはいけない」っていう。
前進しなくてはいけないからこそ、右か左、道を選ばなくてはいけない。

 

一方、古い中国には「自然主義者」ってのもいてさ。
「自然に身を任せ、流れるままに生きていこうじゃないか」っていう思想もある。
この思想に影響を受けている日本人もめちゃくちゃ多い。

 

政治・政党は「お金・利権」が絡むから、正確にその人の「思想」を表現できないのよ。
政治・政党に依存しない、微妙な「個人の考えの違い」は「芸術」で表現されるの。

だから「芸術」は大切なの。


「自分の考え、自分が愛するものを大切にする」っていうね。

政治・政党、あるいは宗教に「自分の考え」を依存したら、人間はロボットになってしまう。
まあ、我々メグデスは宗教団体だから、ホントはもっとみんなを洗脳しないとダメなんだけどね。
アハハ。

 

【楽曲リンク】 火の国 / メグデス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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