決勝T「ベルギーVSブラジル」/IQ127の絶対美少女ミッキーのW杯観戦記⑮
ネイマール率いるブラジルにベルギーが挑む!
ベルギーを応援していた私にとって、この試合はホントに緊張感ありました。



私は、この試合は撃ち合いになると予想していた。
でも、今大会のブラジルの攻撃には、強いインパクトは感じなかった。
だから、ベルギー有利だと判断したんだけど。




ブラジルは先制点を取られるのを凄く嫌がる。
慎重に動いて1点取ったら守備を固める。これがブラジルの戦い方のセオリー。
そう、今大会のブラジルのサッカーはわりと守備的なのよね。
イケイケどんどんで攻撃を爆発させることはない。
ただし「慎重に動いても1点先制できるだけの技術」を持っているわけだけど。


今大会、もっともセットプレイが上手いのはイングランド、そしてブラジルでしょうね。
イングランドのセットプレイは「入念な準備」によるものだけど。
ブラジルのセットプレイの巧さは「各自の個人技の巧さ」によるところが大きい。
同じ「セットプレイ」でも、イングランドとブラジルでは雰囲気がまるで違うのが面白いよね。


来ました! ベルギー爆発!
ブラジルは守備を固めつつ攻めていた。よく言えば「バランスが良い」。
でも、悪く言えば、攻めも守りも中途半端だったのよね。
結果として、攻撃に重点を置いていたベルギーのほうが攻める時間が長く、だからこその先制点。
ベルギーを止めるには、徹底的に守備を固めるか。
あるいは、ベルギー以上に攻めて、ベルギーの攻める時間を短くしなくてはいけない。
でも、ベルギーの高速カウンターが強力だから、相手チームはなかなか強気では攻められないのよね。
だからベルギーは最強。


ベルギーはパスをこね回さない。率直に、さっ、さっと、前にボールを繋いでいく。
だから、派手に動いていないように見えても、あっという間に 敵ゴールに迫る。
とても、現代的なサッカー。
ドイツの「こね回して、相手を崩す」ことを目的としたポゼッション・サッカーとは大きく違う。
「ボールは前へ、ゴールへ運べ」
このベルギーサッカーの考え方は、私は凄く好き。


ルカクのサッカーって、何か目を惹きつけられるのよね。
「デカイのに柔らかい」ってところが、凄くユニーク。


ベルギーの守備はわりとテキトーなんだけど。
それは、カウンターを返すための攻撃の線を残しているからなのよね。
一瞬にしてピンチをチャンスに変えるサッカー。


ブラジルのキックの精度はとてつもない。
しかし、ここからベルギーのカウンターがさく裂!

ブラジル相手に、前半だけで2点先取よ!
ベルギー強すぎっしょ。最高でしょう!






ベルギーは、攻めもカウンターも全て「チームプレイ」。
ブラジルは、攻めも守りも「個人技」。
この差が大きく出た。もうベルギーの楽勝よね。
…と思ってました。<