予選「ベルギーVSチュニジア」/IQ127の絶対美少女ミッキーのサッカーW杯観戦記⑫
2018年ワールドカップ予選の「ベルギーVSチュニジア」戦は、私がベルギーサッカーのファンになるきっかけになった試合。
強いとは聞いていたけど、選手の名前もよくわかってなくてね。
だから、実況もテキトーだったんだけど、ホントに凄い試合だった。
ベルギーも凄かったけど、チュニジアも良かったの。
点差は開いちゃったけど、でも、ベルギーのスピードとパワーに対して真正面からぶつかってさ。
最後まで「この野郎!」って死力を尽くして男らしかった。
ベルギーは予選のほうが動きが良かったんじゃないかしらね。
ワールドカップは試合数が多いからね。体力と集中力を維持するのは大変だと思う。
チュニジア戦でのベルギーが、一番ベルギーらしかったんじゃないかな。
たださ、いかんせん、当日の私の実況がテキトーすぎて、読み返してもどんなサッカーだったのか思い出せない。つーか、あまりの迫力にびっくりしちゃって、表現が追いつかなかったの。
めちゃくちゃ動きが速くて、力強い。
液晶テレビの向こうから「バチン!バチン!」という音が聞こえてきそうな。
勿論、観なおせばいいんだけど、サッカーってリアルタイムで観ないとダメなのよね。
でも、すっごく興奮する試合だった!

とにかくベルギーは速い!
あっという間にゴール前までボールを運ぶ。
ポゼッションサッカーでは、中盤がボールをキープして「タメ」をつくるよね。
でも、ベルギーは、中盤でボールをこねまわさない。
3回パスをまわしたら、もうシュートなの。この動きが整理されてるから、めちゃくちゃ速い。
サッカーは最小9秒で1点取れるんだけど、ベルギーはそれができる。


あっという間に攻められて、止められないチュニジアがファール。
PKで一点。


前半16分で、早くも2点目。
決勝Tではサポートに回ることが多かったルカクだけど、この試合では暴れてた。

試合の流れを観れば、圧倒的にベルギーが押していたんだけど、
これをチュニジアが跳ね返す。

ベルギーもチュニジアも、もう凄いスピードで、ドカン、ドカン!ってブツかってさ。
やばかった。

そして、チュニジア負傷。
決勝Tではクリーンでマイルドなプレイを披露していたベルギーだけど。
チュニジア戦ではパワー全開でブツかっていたからね。


サッカーは面白いし、買ってきたレアチーズケーキは旨いしさ。
もう、とにかく最高。

ベルギーは守備はテキトーなのよね。
でも「攻めてる時間が長ければ、攻められる時間は短くなる」
攻撃は守備を兼ねるから。
ただ、チュニジアはベルギーに対して、全く気おくれしないのよ。
「ベルギーよりも、さらに速くボールを回してやろう」って攻めてくる。

そして、チュニジアは撃ってくる。

ところが、ベルギーはカウンターサッカーの達人だった。
チュニジアが、うおおおおおおっと攻めきても、止めたら、うおおおおおおおっと返す。
チュニジアとベルギーは、スピードでは互角だったかもしれない。
ところが、精度や変化において、ベルギーは圧倒的に上。

前半は、地響きがしそうなぐらい激しいサッカーだった。
しかし、こんなスピードで90分走れるわけがなく、後半のサッカーは変化があるだろうと予想。


ベルギーの守備は手薄なのよ。写真観てもわかるとおり、あまり戻らないのよね。
しかし、ベルギーのゴールキーパーは名手クルトワ。
そして、「守りに戻っていない」ということは、つまり「攻めに残っている」ということだから。

はい、カウンターで一丁あがり。

試合を決めてしまったベルギー。
主力選手をどんどん下げる。


主力を下げているのに、それでもなぜか得点を取ってしまうベルギー。
もう止められないのよね。

でも、チュニジアも最後まで意地を見せたの。5点取られて4点差。
それでも、しつこくゴールに迫っていく。そして、遂に1点返す。
チュニジアが後半ギリギリに一点返したのは感動したな。
