決勝T「フランスVSウルグアイ」/IQ127の絶対美少女ミッキーのサッカーW杯観戦記⑨

ベスト4を賭けた準々決勝。正直、このフランス対ウルグアイは面白い試合ではなかった。

簡潔に述べると。ウルグアイは両翼の1枚であるストライカーのカバーニがケガで欠場。

突破力があるのはスアレスのみ。

スアレスとカバーニのコンビネーションは、ウルグアイの攻撃の華。

しかし、カバーニが欠場したため、ウルグアイの攻撃は、スアレスのワントップによる、非常に地味なものとならざるをえない。

つまり、フランスはスアレスのみに注意を払えば、おおよその攻撃はさばける状態。

フランスにとって、とてもやりやすい状況。

勿論、ウルグアイは全選手得点力あるし、鉄壁の「ウルグアイ・ディフェンス」もある。

カバーニが抜けても弱いチームではない。

しかし、フランスも全選手得点力あるし、華麗なパス回しがある。

総合力が互角の状況であれば、チームの大黒柱が抜けたウルグアイは相当不利。

それでも私は、観戦前は「フランスはディフェンス力がウルグアイより大幅に劣るのでは」と考えていて。だから、それなりに良い勝負になると想像していた。

ところが…。

出だし5分、エムバペがいきなり飛び出す。

これはエムバペが勝手に飛び出したわけではなく、フランスの攻撃パターンとして確立されているみたい。

前半開始直後、体力がもっともあり、もっとも高度な技術で勝負できるこの時間帯。

ここで、まずエムバペに「最高レベルの技術とスピードで得点を狙わせる」

実際、あわや得点という状況になるのよね。

わかっていても止められないぐらいにエムバペは速い。

体力が十分にあれば、センターサークルから、5秒ぐらいでクロスあげるところまで持っていけるんじゃないかしら。

カバーニが欠場しているとはいえ、全選手レベルが高いウルグアイ 。

フランスから攻撃を受けても果敢にやり合う。

フランスはセットプレイのパターンをいくつも持っていて、とても精度が高い。

「早くも一点か」という場面だったけどミス。

一方、ウルグアイは素晴らしい精度のキックとヘッド。

セットプレイ合戦になっても、ウルグアイはフランスと十分にやりあえることを、ここで証明した。

フランスは、全体の流れの中でシュートまで持っていくのが巧いのよね。

ヘッド、ワンタッチ、ボレー、あらゆる技術を使ってボールを前に出していく。

中盤は完全にフランスが支配。

フランスの攻めの巧さと、ウルグアイの守備の巧みさが交錯。

しかし、ウルグアイはすでにサンドバッグ状態になりはじめていた。

「カウンターを狙って、ワザと受けている」のではなく「フランスの攻撃を押し返せない」という状況。

フランスの高精度のセットプレイがここで炸裂。

クロスも速いし、ヘディングする選手の走り込みも速い。

最初から「ここへ蹴る、ここへ走り込む」というのが決まっていたのかしら?

速すぎて見えなかった。

ウルグアイは、今大会初の先制失点。

しかし、これはカバーニが欠場しているからだと思うわ。

前半、フランスが押している場面が多かったけど、カバーニがいれば、もっとウルグアイも押し返したはずなのよね。

本日のウルグアイのディフェンスに原因があるわけではなく、「フランスが攻める時間が、これまでになく長いため先制点を取られた」ということ。

ウルグアイのセットプレイは、フランスのように凝ったこともしないし、いくつもパターンがあるわけじゃないけど、とにかく巧い。

カバーニがおらず攻撃力が低下したウルグアイは、序盤に先制点を取られることを嫌って消極的な攻めだったけど。

一点取られて追いかける立場になってからは、ガンガンとフランスを押し込む。

私は「フランスは中盤は上手いけど、ディフェンスはそれほどでもない」と思ってたから、「ウルグアイは充分に勝てる!」と思ったわ。

フランスとウルグアイ。両チームともセットプレイは上手いんだけど。

フランスはセットプレイの作戦が豊富なのよね。

これを全て研究して、全て対策するのは難しい。

前半の終盤には攻勢だったウルグアイ。

ところが、ハーフタイムを挟んで、フランスがディフェンスの方針を軌道修正。

これによって、ウルグアイは手も足も出なくなってしまう。

そう、実はフランスは守備にも長けたチームだったの。