「レヴォリューション・セインツ」を聴く
今日はIKEAから家具が届くから家から出られないのよね。 しょうがないから、買ったまま聴いてなかったCDを聴く。
「レヴォリューション・セインツ」
ハードロック界隈の凄いメンバーが集まったバンドで評判なんだけど、もう聴いた?
今回のダグ・アルドリッチのプレイはホントに素晴らしいわ。ギターリフがめちゃくちゃ巧い。 歌メロとコードが先にありきのメロディアスな楽曲にディストーションギターをどう入れれば良いかという、ロックンロール作曲者の誰もが悩む難題に百点満点の解答を出してる。
アメリカ人のメタルギタリストって「ギター大好き!」って感じで気持ち良いわ。
ギターって楽器を心の底から信じてるのよね、マジで。
じゅおおん、きゅうううん。
日本人も楽器は上手になったけど、アメリカ人ほど「楽器を信じている人」はいないよね。
あくまでファッション、もしくはビジネスの道具だから。
日本人って芸術やエンタメについては、驚くほどドライよね。
本質の部分ではすげーテキトー。そのくせ、どうでも良いところにはスゲー神経質にこだわる。
なんつーか「売れればいいじゃん」って感じで曲は書くくせに、音質やミスにはすげーウルサイ。こだわるところ違うんじゃね?
知的な哲学を持った人間はゼロ。アスペしかいない。
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ダグは天才ってタイプのギタリストじゃないから。でも逆にだからこそ、ギターに対する愚直さが伝わってきて泣ける。でもまあ、ちょっと暑苦しいけど。
ダグは若いときはとんでもない美形で、見た目はまさにハードロッカーなんだけど、上品で優しく可愛い顔立ちでヤバかった。