クリエイターEXPOは「人間の展示会」 / 東京ビックサイト
今日は東京ビックサイトの「コンテンツ東京」という展示会にやってきました。
本物の神絵師さまがお仕事募集のために個人で企業向けブースたくさん出してるよ。
あと、チューリップ咲いてる。可愛い。
観に来たのはこれッス。「コンテンツ東京」
ネット絵師やDTMerの中には「将来、プロで食べていきたい!」と考えている人がたくさんいると思うんだけど。
「プロで食べていく」というのにも、色んなパターンがある。
そのひとつが「BtoB」。
「企業から依頼を受けて、企業のために絵や音楽を創る」
例えば、ゲームなどで「シナリオを書いてください、キャラクターデザインをしてください、曲を書いてください」というのは、企業から依頼を受ける。お客様はSNSのフォロワーではなく「企業」なの。
この展示会は「クリエイター」を探している企業さんに向けてアピールする「場」なの。
個人で出展している人もいるし、企業として出展している人もいる。
ネット上の創作活動は、どうしてもヌルヌルねちねちした「文化祭」のノリになってしまう。
「やべー、まだ1ページも描けてね~」
「今日は全然練習やってね~」
「お仕事募集中で~す」
お友達同士だったらそういうアホな高校生みたいなノリでもOKだけど、お客さんが企業だった場合、それじゃ信頼されない。
「ビジネスマンとして創作活動をするというのは、どういうことなのか」
そういうのって、ネットじゃなかなかわからないわよね。
若い子は、こういう展示会に足を運んで勉強してみてはどうかしら。
また、作り手としてではなく「好きなものに携わるお仕事につきたい」といった場合、就職活動の企業研究にもなるわよね。
「足を運んで、肌で知る」というのは、とても大切なことよ。
「社会」はアニメや漫画の中にあるわけではないからね。
ポプは巨大ディスプレイのデモキャラクターとして登場。縦や横にしたときに自動で追随するんだけど、イマイチ用途がわからない。でもすげー人だかりだった。
小学館さんは地味なブースだけどシンカリオンの造形のクオリティ高かった。
意外と混んでいたのが音楽制作ブース。 音楽って、コンシューマには売れなくてしまったけど。 企業からはゲームや動画のBGMとして求められてるのね。アイドル向けに楽曲を提供しますって人もいたよ。
展示会って色んな男の人がいるでしょ。
まあ、女の人もいるんだけど。
で、気になるのが男の人のファッション。
大学のときは、みんな金ないしダラしがないからさ。そんなに差がつかないんだけど。社会人になると、すげー差がつくの。お金かけてもヘンテコな人もいるし、コンパクトに小奇麗にまとめている男の人もいる。
女はみんなそれなりにしっかりするんだけど、男はヒデーの多い。
やっぱり男の人って「自分に似合う腕時計」じゃなくて「自分が好きな腕時計」をつけるよね。バッグもそうだけど。 もともと顔がダサいのに、ダサさにさらに拍車がかかってる。
ダサい男は、時計やバッグは絶対に自分で選んじゃダメよ。 毎日身につけるから、毎日ダサくなる。
小奇麗な男つーのは、たいてい奥さんと相談して選んでるのよ。奇抜なカッコウしたやつはワンマンな独身。
全くヘンテコなカッコウしてるヤツは、奥さんに愛想つかされたオッサン…とかね。
オシャレのセンスがどうこうじゃなくて、その男の生活臭が衣服に現れちゃう。
別に何着ても自由だろうと思うかもしれないけど、「似合わないモノ」を身につけてると痴呆に見えるのよ。
「好きなモノ」じゃなくて「似合うもの」を身につけなきゃダメ。 で、その痴呆が底辺でやってんなら良いんだけど、部下や家族がいたりすると、部下や家族のモチベーションも下がる。会社や商品のイメージだって下がる。
ハッキリ言うけど、ダサいつーのは「犯罪」なのよ。
よっぽど飛び抜けた実力があるなら、どんなヘンテコな格好してても良いけど。 そこそこのポジションでそこそこやってるなら、そこそこの格好しろよオッさん。
ちなみに…。
「同人」はダサいキモ豚が多いかもしれないけど。
「企業向け」に出展しているクリエイターつーのは、オシャレな人が多い。だって、ピンで食ってるなら、自分自身が看板だもの。当然よね。
ネットでは意識低い系の知恵遅れがキーキーワーワーいって、ぐちぐち下向きなことばっかり言ってるけど。
そんなことやってても、企業は金を落としてくれない。むしろ、逃げていく。
集まってくるのは乞食ばかり。
類は友を呼んじゃうのよ。
そうならないためにも、「企業研究」を怠っちゃダメよ。
「展示会」つーのは、作品が展示されてるわけじゃない。
「どういう作家、どういう企業が伸びるのか」という「人間の展示会」なの。
創作能力以外でも勝負のポイントはたくさんある。
それを見落としちゃダメよ。