top of page

実写「るろうに剣心」を観て気持ち悪くなる / 創作物は何も教えてくれない

今日はデニーズでサンドイッチっす。 何これ。マックの方が美味いじゃん。 やっぱり、なんだかんだいって、あの価格、あのスピードで、あれだけの味を出すってのは神の技なのね。

昨日、ジム行ったらジム内のテレビで実写版の「るろうに剣心」が放映されててワンシーン観て気持ち悪くなっちゃった。 包帯ぐるぐる巻きの男が勝つために、剣で自分の恋人と一緒に相手を突き刺すんだけどね。

刺された女も「戦いでお役に立てて嬉しい…」とか言いながら死ぬの。

アホくせ。

私は表現の自由を重んずるし「劇的なドラマのワンシーン」としてはよくできていると思うんだけど。

でも、このシーンにたくさんの人々が熱狂してると思うと気持ち悪いわけ。

「神風特攻隊」がカッコイイと思う人は、こういう嗜好と思考が心のどこかにあるんだろう。 アニメも漫画も「非常識だからこそ面白い」 ただし、それは逆にいうと「アニメや漫画から常識を学ぶことは絶対にできない」ということでもある。

さらに言うと「どんな非常識であっても、描き方、設定次第で『正義』にすり替えられる」ということでもある。

この「正義をすり替えられる」という事実は「恐怖」でもあり「希望」でもある。 「創作」つーものの本質は「感動」なんかじゃない。「正義のすり替え合戦」だと思うの。

非常識を「正義」にすり替えたときに、創作物は成功する。

漫画の主人公は漫画家の分身だからゴミクズみたいな性格で、すぐキレる短気なアホが多いけど。

でも、そういう主人公が美形で、物語でどんどん活躍して困難な敵を打ち破っていくと。

「短気なアホのほうが社会で成功できるんじゃないか?」と錯覚してしまうけど、そんなことは絶対にありません。

むしろ逆で「現実では絶対に成功できないような人間が成功するから創作物として刺激的である」ということ。

ただし、メグデスは別よ。

私自身の芸術のバックグラウンドはアニメでも漫画でもない。

「学問」だもの。

「真善美」

私が芸術において追求するものは普遍。

嘘は教えたくないのよ。

これは良い悪いつーより、掲げる「正義」の違いでしょうね。

タグ:

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
bottom of page