銚子丸
今日は味においては回転寿司界最強、銚子丸! スゲー混んでるからテキトーに回ってるのつまんだら、ヤッパリいまいち。美味しく食べたければ面倒でも注文しなきゃダメね。
前は職人さんに直接注文するスタイルだったけど、人気が出て混むようになってタブレット注文になった。うーん、こうなると、スシローのメニューや内装の方が洗練されてる感じがしちゃう。銚子丸は無骨な職人スタイルを引きずってるところが良かったのに。回転寿司業界のお互いの力は肉薄してる。だから、ほんのちょっとしたバランスの崩れで順位変動がありえる。果たして、銚子丸はどうなるかしら?
ちゃんと注文した。やっぱり美味しい! 銚子丸は光りモノが美味しい。 昔は苦手だったんだけど、今はこういう酸っぱい寿司も好き。銚子丸のコハダはぎゅーって酢の味が染み込んで、それがシャリの甘さと馴染んで最高。
格調高き巻き物「ネバネバ三巻」うーん、実にセクシーなたたずまい。ピシッとしてるわよね。巻き物は美しくなきゃダメなの!でも、巻き物だもの。優等生的なこじんまりとした美しさはダメ。ふぉぼおおって豪快に盛り付けつつもピシッと決める。つっぱりハイスクールロックンロール。そう、リーゼントの不良番長のような凄みが欲しい。
炙りしめ鯖。美しすぎ。たたずまいはまさに「和」って感じだけど、上に乗ってるのはマスタード。 しめ鯖にマスタードなんて誰が思いつく?味の求道者、銚子丸ならではのフックが効いた逸品。 酢とマスタード、そして僅かに振りかけたコショウが鯖を中心としてグルグルと回転し、その求心力で食べた者をノックアウトする。表舞台に出ることは少ないけれど実力は本物。回転寿司界のヒットマン、それが炙りしめ鯖。要注意よ!
銚子丸のデザートは見た目は地味なんだけど、味は凄く洗練されてる。通を唸らせる甘さ控え目の爽やかな味。あまりにも爽やかで、うっかり2品頼んでしまう者が後を絶たない。それぐらい危険なの。つーか、言ってる側からパートナーが2品目を注文してんだけど。アンタ、最近ジムもサボってんじゃん。それでデザート2品も頼んでどうすんの?死ぬよ? 定番は銚子丸プリンだけど、今回はお初にお目にかかる抹茶ティラミスを注文。
え?豆腐?私、ティラミス注文したんだけど。 ぬほおおおおおおッ! どこまでも控え目。落ち着いた甘さ。 まさに銚子丸流デザートの真骨頂。美味い。 食べてるその瞬間からもう一皿食べたくなる。これが銚子丸の罠。 しかし、太り過ぎ注意。仕方なくパートナーの頼んだ抹茶ブリュレをさりげなく一口奪取。
ぐおおおおおおおおッ!意外ッ! 意外なほどの激甘。「抹茶ブリュレ」なのに? 抹茶はブラフであったか!ちくしょう、騙された。スゲー甘くて美味い。ほのかな塩分が甘さを引き立てるのと同様、抹茶の苦味がブリュレと融合することで苦味を突き抜け、高次元の甘さへと突入。やばいいいいいいいッ! 私も抹茶ブリュレにすれば良かったああああ! 交換してよ。ダメ?あ、そう。